- TVや動画を見せると、なかなか切り上げられない
- 無理矢理辞めさせると、癇癪を起こして辛い…
- 癇癪・ぐずりがめんどくさくて、動画を見ててもらった方がラク
そんな悩みはありませんか?
息子もTV大好きっ子で、見始めたら止まらない…。動画ならなんでもいいみたい
特に、ADHDタイプの子は、TVや動画を切り上げるのが難しい傾向にあるようです。
子どもがTVから離れられないと予定通りに事が進まないし、ママもイライラしてしまいますよね。
でも、ほんのちょっとの工夫で、切り替えがスムーズにいくとしたら、どうでしょうか?
今回は、気持ちの切り替えが苦手な男児でも、スムーズにTVを終わらせるために、我が家で行っている工夫についてお伝えします。
Contents
我が家のTV視聴ルール
TVを悪だと決めつけてはいませんが、幼い子だからこそ、TVに時間を割いてばかりではもったいないです。
遊びの中で、手指を使って学ぶことに重きを置きたい。
親である私が、心がけているTV視聴のルールがあります。
- TVは1日、長くても2時間以内に留める
- 1時間以上、連続で観ない
- 録画番組を見せる
- 就寝前1時間はTVを見せない
①TVは1日、長くても2時間以内に留める
2時間とは、休みの日の視聴時間です。
平日は保育園があるので、1日1時間が原則。
時間がある時は、出来るだけ一緒に見る、もしくは隣にいるようにしています。
現実には、平日はご飯作りや家事に追われて、一緒に見てあげることが出来てないんだけどね…
②1時間以上、連続で見せない
TVの映像は刺激が強く、幼い子どもに続けて見させるのは、負担がかかりすぎます。
1時間以内に終わる番組を選んで、それ以上は連続で見ないように心がけています。
③録画番組を見せる
教育TV等で、子どもがいつも見ている番組をやっていても、リアルタイムでは見せていません。
必ず録画して、見せるようにしています。
なぜなら、リアルタイムだと次の番組が始まっても、そのまま見続けてしまうから。
新しい番組が始まってしまったら、切り上げることが難しくなります。
「TVの時間は30分だけ」って約束しても、番組の途中では絶対切り上げられない!
録画なら番組が終わると止まるので、TVを切り上げるタイミングが掴みやすいです。
TVをスムーズに切り上げるために、子どもと約束しておくこと
TVを見始める前に、子どもと以下の約束をしておくと、TVを切り上げるのがスムーズにいくようになります。
- 子どもに、「何を」「どれだけ」見たいのか聞く
- 見終わった後にすることを予告しておく
- 視聴する番組と、終わった後にすることを紙に書いておく
- TVが終わったら、子ども自身で電源を消す
詳しくお伝えするよ!
子どもが見たい番組を優先的に!事前に子どもに聞いておく
だらだら見せるのを避けるには、あらかじめ子どもと見られる番組について話をしておくことが重要です。
「何の番組を」「どれだけ見たいか」を聞きます。
ポイントは、見たい番組を子ども自身に選ばせることです。
自分で決めることで、不平不満が抑えられますし、自立心も養えます。
もし、子どもが選んだ番組が多すぎたり、長すぎるようなら、いくつか選択肢を提示して、選んでもらうようにします。
子どもの気持ち優先なので、時には
「またそれ~?何度も見てるじゃん!」
と思うこともありますが、文句は(なるべく)言わないようにしています。
ピタゴラスイッチが大好きな息子は、ほぼ毎日「ピタゴラ!」と要求してくるけど、希望を叶えてあげてるよ!
TVを見終わった後にすることを予告しておく
TVが終わった後、次の行動に移りやすいように、予め見終わった後のことを子どもと話しておきます。
平日なら、たいてい晩御飯の時間になるので、
「この番組が終わったらご飯だよ~」
と予告してやります。
視聴する番組と、見終わった後にすることを紙に書いておく。
子どもと約束した内容を、子どもが見ている前で紙に書いておきます。
「約束したよね」という意志表示になりますし、忘れ防止になります。
ADHDなどの発達障害を持つ子どもって、ワーキングメモリー(作業記憶・作動記憶)が弱いと言われています。
ワーキングメモリーが弱いと、言われたことをすぐに忘れちゃうんですよね。
覚えていられるように、「書いて残す」手段は、とても有効に働きます。
ひらがなが読めるなら、効果アリ!息子がひらがな読めるようになって、このやり方で癇癪がほとんどなくなったよ!

TVが終わったら、子ども自身で電源を消す
TVの電源ボタンの操作だけはわかるので、見たい番組が終わったら、子ども自身で電源を消すように伝えています。
子どもが自ら電源を消すことで、
・気持ちの「区切り」になる
・「自分で終わらせた」という達成感が得られる
という、ふたつの効果があります。
単に電源ボタンを押すだけの行為なんですが、
「TV消したよ~!見たいって言わなかった!」
と、毎回とっても誇らしげなので、達成感を得るのにとてもいいと感じています。
発達障害児はなぜTVや動画にのめり込むの?
ADHDなどの発達障害の子どもたちは、視覚優位で「目からの刺激に敏感」な子が多く、動くものがあると反射的に見入ってしまう傾向があります。
そして、TVやDVD、You Tubeなどの動画には、次も次もと見たくなる中毒性があります。
気持ちの切り替えやコントロールが苦手な彼らなので、一度動画を見始めたら止まらなくなり、他の子たちよりもハマりやすくなってしまうんです。
特性を理解して、うまく付き合っていきたいね
まとめ
いかがでしたか?
切り替えが苦手な男児が、TVを切り上げるのに有効な方法は、
- 子どもに、「何を」「どれだけ」見たいのか聞く
- 見終わった後にすることを予告しておく
- 視聴する番組と、終わった後にすることを紙に書いておく
- TVが終わったら、子ども自身で電源を消す
以上、4つの約束をしてからTVを見せるといいというお話でした。
お子さんのTV依存が激しすぎる場合、最初は癇癪がひどくて手が付けられないかもしれません。
その場合、まずはスキンシップをとりながら、相手をしてあげることを意識してください。
お子さんの話を真剣に聞いてあげることで、TVをつけている時間が減り、徐々に改善に向かっていくでしょう。
最初は大変だけど、頑張って!
TVを見すぎてしまう原因のひとつに、「集中力のなさ」が関係しているかもしれません。
子どもの注意力や集中力を伸ばす、子ども用ラムネサプリメントがあるって、ご存知でしたか?
下記で詳しく記事にしています。
