2歳4か月になった息子は、2歳になってから人に唾を吐きかけることが出てきました。
今回は、子どもが唾を吐く行為について検証します。
現在行っている対処方法もご紹介しますので、子どもの唾吐き行為に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
Contents
子どもの唾吐きにはパターンがある

子どもの唾吐きには、いくつかのパターンがあります。
- 唾を吐く行為が楽しくてやっている
- 怒っている時、気に入らない時
- パパやママの気を引きたい時
では、順番に見ていきましょう。
①唾を吐く行為が楽しくてやっている
遊びの延長で、唾を吐く行為そのものが楽しくてやってしまうパターンです。
口の中に唾が溜まる→唾を外に出す→視覚が刺激され、楽しいものと認識→遊びに発展してしまうのです。
息子も、1歳代後半には、遊びの唾吐きをやっていました。
床にぺっ!と唾を吐いて、指の腹でぐりぐり~となすりつけて。
そのたびに床を拭いて回っていましたが、2歳になって遊びの唾吐きはなくなりました。
②怒っているとき、気に入らないとき
いけないことをして叱られたり、自分の思い通りにならないときに、怒りの感情を表す方法として「ぺっ!」と唾を吐くパターン。
自分の気持ちを、言葉で伝えることが難しい低年齢児には、よく見られます。
「こらっ!」って叱ったりすると、めちゃくちゃ怒りをあらわにして「ぺっ!」と唾を吐きかけてきます!
たいてい、何かいたずらしてる時に怒るので、息子からすれば
「なんだよ、せっかく気持ちよく遊んでたのに。ちくしょー!!」
って気持ちでしょうか。
恨みがましい目つきをするので、叱ったこちらも、なんだかイヤ~な気分に…。
③パパやママの気を引きたいとき
パパやママに、自分を見てもらいたいとき、気を引くために唾を吐くパターンです。
「もっと遊んで~。かまって~!」
という気持ちを、唾を吐く行為にして訴えてるのです。
唾を吐けば、「ダメでしょ!」ってパパもママも自分を見てくれると思っての行為なんですね。
息子は、かまって欲しいときは私のおしりを噛んでくるので(この行為も辞めさせたい・泣)、今のところ当てはまらないです。
子どもが唾を吐いた時の対処方法

我が家の大人(私・夫・私の父)は、息子が唾を吐いたら、すかさず「ダメ!」と叱っています。見過ごすことはしていないです!
- なぜ唾を吐いたらダメなのか?
- 唾を吐かれたら、吐かれた人はどんな気持ちになるか
ということを、叱った後すぐに説明しています。
説明するときは、必ず息子に視線を合わせることを心がけています。
唾吐き行為を叱ったら、ダメな理由を子どもに視線を合わせて説明する。
視線が合わない時は、視線が合うまで待ちます。視線を合わせて、改めて
- 「唾を吐くのは、汚いからダメ」
- 「お友達も嫌がって、お友達がいなくなっちゃう」
- 「○○ちゃんは、唾を吐かれたらどんな気持ちになる?」
- 「イヤなことは、人にしちゃダメ」
等々の言い聞かせをします。
うちの困ったちゃんには、一度言い聞かせたくらいでは治りません。
毎日、何度も注意を繰り返しています。
子どもの気持ちに寄り添うことも大切

つい叱るの方が先に立ってしまいますが、子どもがどうして唾を吐いたのか、その時の心情に寄り添うことも大切です。
そう、子どもの気持ちに共感してあげることです。
自分の言葉をうまく伝えられないからこそ、その子の気持ちになって、気持ちを代弁してあげることが大切です。
- 「○○したかったんだね。でも、それは危ないよ」
- 「気に入らなかったから、唾を吐いたんだね。でも、それはいけないよ」
叱られただけだと、反発を感じて、唾吐きがエスカレートする可能性があります。
子どものしたい欲を、いったん受け止めてあげると、怒りの感情が落ち着きます。
今後、唾吐きをする息子に言ってあげたいこと
唾を吐かれた時に、私がどう思うのかも、ちゃんと息子に伝えてなかったです。
- 「唾を吐かれて、ママは悲しかった」
- 「怒っている時は、声に出して伝えてね」
ママの気持ちを伝えること、それから唾ではなく、言葉で伝える方法を教えることも、重要です。
唾吐き行為は、見守る姿勢も大切

子どもの唾吐きに悩んでいるママやパパは、多くいます。
唾吐き行為は、一過性であることも多いです。
息子も、3歳頃までは唾吐きをしていましたが、4歳前にはほとんど見られなくなり、5歳になった今では、まったくやりません。
注意はしつつも、あまり神経質にならずに、子どもの成長を見守っていきましょう!
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