絵本育児のアイデア

【3,4歳】図書館での絵本の選び方

図書館は、無料でたくさんの絵本に触れられる、とても便利なツール!
子どもに絵本に親しんで欲しいなら、賢く利用していきたいですよね。

でも、
図書館で絵本を借りたいけど、選び方がわからない、といった声を、よく聞きます。

  • たくさんの絵本から、何を基準に選べばいいかわからない
  • 好みが似通っていて、いつも同じ系統の絵本を読んでしまう
  • 子どもの興味を広げたい!

そんな方に向けて、週1で図書館に通う私の絵本の選び方について、ご紹介します♡

この記事を読めば、絵本の選び方に迷う時間が減り、絵本選びが楽になりますよ!

絵本を選ぶ時に心がけていること

図書館で一度に借りられる冊数には、上限があります。

自治体にもよりますが、私が住んでいる地域では、ひとり10冊までとなっています。

10冊借りる上で、私が心がけていることが2点あります。

  • 異なるジャンルの物をチョイスする
  • バリエーションが豊富になるようにする

同じような作品ばかりを与えても、子どもの世界は広がりません。

子どもの世界を広げるには、画風・表現方法が異なる、幅広い絵本の世界に触れさせることが大切です。

色々なジャンルから選び、バリエーション豊かになるよう、10冊の絵本を整えています。

10冊の絵本選び、具体例

実際の絵本選びでは、こんなジャンルからセレクトしています。

  • ママ・パパが読みたい絵本
  • 子どもが読みたい絵本
  • シリーズ絵本
  • 日本・海外の昔話
  • 海外絵本
  • 科学・自然絵本
  • 季節・行事絵本
  • 図鑑
力ピバラ

気分によって違うけど、幅を持たせて、なるべく子どもの世界を広げるよう、意識して選んでいるよ!

ママ・パパが読みたい絵本

我が家では、絵本の読み聞かせは、ほとんど私がやっています。

そのため、私が読みたい絵本を選ぶのはマストです!

読み手が気分がアガる、読んでいて気持ちのいい絵本は、子どもにもいい影響があると思っています。

力ピバラ

読み手のテンションは、子どもに必ず伝わるからね♪

私が選ぶのは、かわいくて、心がほんわかする絵本。

可愛くて癒される絵本
  • 宮野聡子(きみにありがとうのおくりもの)
  • えがしらみちこ(なきごえバス)
  • どいかや(チリとチリリシリーズ)
  • さこももみ(ゆっくとすっくシリーズ)
  • しもかわらゆみ(おすわり どうぞ)
  • あいはらひろゆき・あだちなみ(くまのジャッキー)

上記の作家さんは、とにかく絵が愛らしくて素敵なので、少しずつ借りては、楽しませて頂いてます♡

力ピバラ

どの作者さんも、女の子ウケする世界観だと思う!

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子どもが読みたい絵本

親が選ん絵本ばかりでは、子どもの自主性は育ちません。

子どもから「読みたい!」と持ってきた絵本は、優先的に借りるようにしています。

私の場合、図書館の事前予約システムを利用するので、子どもが選ぶ機会が少ないです。

しかし、保育園でも絵本の貸し出しを行っているので、息子にはそこで選んでもらっています。

力ピバラ

息子は今、ひらがなを読むのが好きなので、自分で読みきれる1、2歳向けの絵本を選ぶことが多いかな。

シリーズ絵本

シリーズものの絵本って、多いと10冊以上出ているものもありますよね!

長く続いている=人々に愛されている証拠でもあります。

そんなシリーズものは、毎週少しずつ、時間をかけて読んでいってます。

力ピバラ

シリーズでも絵本の場合、単体で楽しめるものがほとんどなのもいい!

ある程度、長いお話が楽しめる年齢になる、3・4歳児におススメするシリーズものは、こちら。

3,4歳向けシリーズ絵本
  • 10ぴきのかえる
  • ノラネコぐんだん
  • ころわん
  • ねずみくんのチョッキ
  • そらまめくんのベッド
  • ぐりとぐら
  • 14ひきシリーズ

日本・海外の昔話

昔話には、教訓が含まれているものが多く、ぜひ読んであげたいです。

長いお話が多いので、よく選んであげることが大切です。

3歳から楽しめる昔話を挙げてみます。

3歳~おススメ日本昔話
  • ねずみのすもう
  • 桃太郎
  • かちかち山
  • 一寸法師
  • 浦島太郎
  • ねずみの嫁入り
  • 三まいのおふだ
3歳~おススメ海外昔話
  • おおきなかぶ
  • 3匹のこぶた
  • 狼と七ひきの子ヤギ
  • 赤ずきん
力ピバラ

4歳以降になると、昔話はもっと楽しめそう♪

海外の絵本

日本だけでなく、海外にも素晴らしい絵本はいっぱいあります!

異国ならではの色使い、表現方法もあるので、10冊のうち1冊は海外作家による絵本を読んであげたいものです。

3、4歳おすすめ海外絵本
  • おさるのじょーじシリーズ
  • おばけのバーバパパシリーズ
  • 『スイミー』レオ・レオニ
  • 『どうながのプレッツェル』マーグレット・レイ
  • 『てぶくろ』ウクライナ民謡
  • 『ぼくにげちゃうよ』ワイズ・ブラウン
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はらぺこあおむしで有名な、エリックカールの絵本も、色使いがきれいでおススメだよ!

『パパお月さまとって!』エリックカール|パパとの絆を深める仕掛け絵本こんにちは、カピバラです。 パパが主役の、おススメ仕掛け絵本を紹介します♡ (function(b,c,f,g,a,d,e)...

化学・自然の絵本

身近な不思議や、自然を感じる絵本は、必ずチョイスしています。

しかし、一口に科学・自然絵本といっても、生物・地学・天文・化学と幅広いため、どれを選んだらいいか迷うのも事実…

そこで活用したいのが、月刊の科学絵本

フレーベル館の『しぜん キンダーブック』福音館書店の『ちいさなかがくのとも』は、3~5歳までを対象にした月刊科学絵本です。

毎月違うジャンルが取り上げられていて、幅広い分野の不思議に触れられます。

図書館では、こうした月刊絵本のバックナンバーも揃っているので、有効活用しない手はありません!

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本屋さんで店頭に並ぶことはあまりないから、図書館に置いてあるのはありがたい!

すべての図書館で取り扱いがあるとは限りません。お住まいの自治体の図書館で確認してください。

絵本ナビでは、おすすめの科学絵本が特集されています。

絵本ナビで科学絵本のおすすめをチェック>>

科学絵本に触れて、実体験に結び付けると、知識も定着しやすいです。

『ちいさなかがくのとも』のお兄さん誌にあたる、『かがくのとも』から刊行された絵本とともに、手前みそを作りました!

まんまるダイズみそづくり|手前みそを作ろう!かがくのとも絵本 我が家では、数年前から冬に手前みそを仕込んでいます。 味噌を作ると言うと、樽を準備したり、専用の道具がないと作れない、と思われる...

季節・行事の絵本

小学校受験では、季節や行事に関する質問が、さまざまな形で登場します。

受験をしてもしなくても、季節や行事の事柄を、楽しく教えていきたいですよね。

その月の行事にかかわる絵本も、意識して借りるようにしています。

3歳からおススメするなら、ぽるぷ社から出ている『はじめての行事絵本』シリーズ。

冬至のゆず風呂に、お月見、お花見にまつわるお話が、わかりやすく紹介されています。

また、シリーズ絵本の中には、行事にまつわるお話が入っているものもあるので、そちらと合わせて借りてみるのもおススメです。

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今の季節だと、10ぴきのかえるや14ひきから、お月見の話があるよ!

絵本ナビでは、行事を楽しむ絵本の特集が組まれています。

絵本ナビで行事絵本のおすすめをチェック>>

図鑑系

本格的な図鑑を手にする前に、手に取りやすい厚さ・大きさの図鑑を、ジャンルを絞ることなく借りることにしています。

好奇心をくすぐるしかけ付きの図鑑が、初めての図鑑としてはとっつきやすく、おススメです。

しかけ図鑑おすすめ
  • 『はっけんずかんプチ』学研
  • 『はっけんずかん』学研
  • 『まどあけずかん』小学館

学研から出ている『はっけんずかんプチ』は、初めて手にする図鑑にぴったりです!

情報量やページ数が多すぎず、3歳児がひとりで無理なく読み切れます。

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『はっけんずかんプチ』で慣れて、『はっけんずかん』『まどあけずかん』と進んでいくのがおススメ!

図鑑を読むことが好きなら、成美堂出版から出ている『じぶんでよめるずかん』シリーズへと発展させてあげても。

子どもの手にぴったりの大きさで、文字が読めるお子さんなら、本当に自分で読んでいますよ!

絵本ナビで、初めて手に取る図鑑のおすすめについて、紹介されています。

絵本ナビで図鑑デビューのおすすめをチェック>>

幅広いジャンルの本に触れさせることが大事

他にも、私が図書館で絵本を選ぶときは、

  • 子どもがひとりで楽しめる、字が少なめの絵本
  • ユーモア・ナンセンスで、大笑いできる絵本
  • 図書館員のおススメ絵本
  • 書店で平積みされている絵本

などという視点も取り入れています。

力ピバラ

書店は新刊や話題作が多い、図書館員は季節のもの、定番の絵本をおススメしていることが多いかな

とにかく、10冊それぞれが、違うカラーになるように意識しています。

違うカラーの絵本にすることで、

  • あっ、こんな絵本も好きなんだ!
  • これまだ、難しかったかな?
  • もうそんな絵本を自分で読めるんだ

といった、発見があります。

それから、大事なのは、一度借りた絵本を、時間をあけてもう一度借りること。

同じ絵本でも、年齢を重ねれば、新たな気づきを親子ともどもに与えてくれるからです。

力ピバラ

意外と息子も覚えているから、びっくり!

まとめ

図書館で借りる、絵本のジャンルをあらかじめ決めておくと、絵本選びがラクになるというお話でした。

ジャンルを広げ、バリエーションを豊かにすると、子どもの興味関心は、もっと広がっていきますよ!

読書の秋。
お子さんと一緒に、絵本の世界に旅立ってみてはいかがでしょうか?

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