2019年元日、息子が手足口病になりました。
今回は、2歳の息子が、手足口病に罹った時の症状と食事について、まとめます。
手足口病って?
手足口病とは、
口の中や、手足に発疹が出来る感染症のひとつで、夏季を中心に流行します。
患者のほとんどは5歳くらいまでの幼児が80%を占めますが、まれに大人も罹ることもあります。
くしゃみなどの際に出る飛沫によって感染する「飛沫感染」と、唾液や鼻水が、手が触れることによって感染する「接触感染」が主な感染経路です。
保育園に通っている人は要注意!
ひとり手足口病の園児がいたら、集団感染してしまう恐れがあります。
息子も、感染源は保育園でした。
12月28日まで保育園に預けていましたが、1月4日に登園した際、手足口病に罹っていた子が、クラスで4人いました。
手足口病の潜伏期間は3日~6日。その間は特に症状は出ません。
だから感染していることに気づかないんですね。
発疹が現れてからようやく、手足口病だったんだと気づくのです。
息子の手足口病の症状と経過
【1日目】
37度台の熱があり、なんとなく不機嫌。食が進まないので、おかしいな、と思いつつ、まだ手足の発疹は見られず、原因不明で様子見。
【2日目】
手足に発疹が出てきて、手足口病なのだとわかる。
食べないのは、口内炎が痛いからだと悟り、献立をのどごしの良いものに切り替える。
【3日目】
口内炎の痛みがピークで、かなり不機嫌。始終抱っこを求める。献立を切り替えたことで、食べるようになった。
【4日目】
少し痛みが引いた様子。手作りプリンをむさぼり食べる。
【5日目】
口内炎が一気に引き、機嫌が良くなる。いつも通り遊び、通常のごはんも少しづつ受け入れる
【6日目】
発疹は残っているものの、口内炎はなくなり、通常運転に戻る。
手足口病で出来た水疱は激痛みたいで、大好きなみかんやジュースが食べられずえらい不機嫌でした。
手足口病になった時の食事メニュー
口内炎が激痛で、普通食は食べてくれません。
食事メニューのポイントは、以下の3つです。
- 噛まずにそのまま飲みこめる
- 酸味や塩味のきつくない味付け
- 栄養価が高く、複数の栄養素が取れるメニュー
なるべく、口の中を刺激しない、栄養がとれるメニュー作りを意識しました。
それでは、実際に作って息子が食べたものを紹介します。
①ポタージュスープ
ポタージュスープのメリットは、何と言っても一食で複数の野菜とたんぱく質が摂れ、栄養価も高いこと。
野菜が柔らかく煮えたら、ミキサーでガーッと攪拌して、牛乳とコンソメで味を調えるだけで、お手軽。超カンタンなのもポイントです。
乳アレルギーのお子さんには、牛乳を豆乳に置き換えてもいいです。
ポタージュスープは、熱いままだと口内炎に沁みて激・痛☆ですので、
人肌程度までに冷ましてあげてくださいね♪
ポタージュスープは、偏食のお子さんにもおススメです。ポタージュスープのレシピはこちら↓

②茶碗蒸し
つるりんと頂ける茶碗蒸しも、栄養価が高くていいですね。
塩気が強いと口内炎に沁みるので、ダシの味を利かせるのがポイント。
市販のだしパックもいいですが、我が家のおススメは乾燥しいたけ!
まろやかな味わいで、茶碗蒸しにバツグンに合います♪
③豆腐おろしあんかけ
おろした大根と人参のあんかけをかけると、野菜とタンパク質が両方取れます。
【材料】(1人前)
- 絹ごし豆腐…半丁
- 大根…2センチ
- 人参…中1/3
- 水…150~200㏄(大体です)
- 白だし…小さじ1/2(メーカーにより加減してください)
- 片栗粉…小さじ1
【作り方】
- 片栗粉を大さじ1(大体)の水で溶き、水溶き片栗粉を作っておく
- 小鍋に大根と人参をおろし金ですりおろす
- 2に分量の水と白だしを入れ、中火にかける
- 鍋が沸いたら、1の水溶き片栗粉を少しずつ加え、とろみをつける
※大根によって水分量が違うので、水の量は大体です。
※水溶き片栗粉は、お好みに合わせて加減ください。豆腐からも水分が出るので、ダマにならない程度に強めにとろみをつけた方が、豆腐にあんをかけたときにシャバシャバになりません。
④十倍がゆ・十倍雑炊
米の粒が残っている状態では、まったく受けつけませんでした。
五倍がゆから試し、結果、ほとんど重湯~水に近い状態のおかゆなら食べてくれました。
おそらく、米のねっちゃり感が、激痛の口内に障るのでしょうね。
こんなに水を入れるの?ってくらい水分多くしたら、目の色を変えて味噌汁のように飲み干してくれました。
⑤ヨーグルト・プリン
市販品では、ヨーグルトを喜んで食べました。
ゼリーやジュレは酸味が強くて全然ダメでした。
そこで思いついたのが、プリン。
茶碗蒸しが大丈夫ならプリンは喜んで食べるはずです。
市販のプリンでもOKですが、私はそれまで息子にプリンをあげたことがなかったので、手作りしました。簡単です!
【材料・レシピ】(プリン瓶2個)
- 卵…1個(M玉)
- 牛乳…100㏄
- 砂糖…15g
【作り方】
- ボウルに卵を割り入れ、泡だて器でほぐし、砂糖を入れて混ぜる
- 沸騰直前まで牛乳を沸かし、1のボウルに注ぐ。
- 漉し器で漉して、プリン瓶に卵液を注ぐ
- 熱した蒸し器に入れ、1分間強火~中火で熱した後、弱火に落として7分加熱する
- 粗熱をとってから冷蔵庫に移し、良く冷やす
かなり甘さ控えめのレシピとなっています!
案の定、息子は貪り食い、食べ終わっても「プリン!プリン!」としばらくプリンコールは止まず、宥めるのに苦労し…別の意味で不機嫌になってしまいました。
まとめ
手足口病は1週間程度で症状が治まり、発疹の痕もほとんど残りません。
基本的には症状は軽く、それほど怖い病気ではありませんが、手足口病の全盛期は夏!
夏場に食欲が落ちると、体力の低下に繋がり、夏バテの原因になってしまいます。
一番怖いのは脱水症状!
口内炎が痛くて水も飲めないなら、早急に病院に駆け込んでください。
保育園に通っている以上、流行しだしたら罹らないでいることは困難なので、再び手足口病になったら私もこの記事を見返して対処します!