仕事

退職した後も保育園を継続する方法

退職を考えた時、一番最初に考えたこと。それは…

カピバラ
カピバラ
仕事を辞めたら、保育園も辞めなきゃならないんだよね?それじゃ、仕事辞めることできないよ~!

保育園は、共働きの両親に代わって子どもの面倒を見るところ。

パパやママが仕事を辞めたら、保育園に通う理由がなくなるから、辞めなきゃならないんですよね。

カピバラ
カピバラ
保育園を辞めるのはイヤだから、なんとしてでも今の仕事を続けなきゃ…!

退職と同時に、保育園への通園も打ち切りになってしまう。そう思っていました。

でも、実際は違っていたんです。

この記事では、退職しても保育園に通わせるために、退職前に自治体に確認しておくことなどをまとめています。

仕事を辞めたら保育園はすぐに退園?いいえ、猶予期間があります!

今やっている仕事を辞めたら、保育園はすぐに退園しなきゃならないのでしょうか?

結論から言うと、仕事を辞めても、保育園をすぐに退園にはなりません!

次の仕事を見つけるまで、一定期間の猶予があります!

カピバラ
カピバラ
良かった~!少し安心した!

でも、その猶予ってどのくらい与えられているものなのか?

気になりますよね。

次の仕事を見つけるまでの猶予期間は、自治体によって異なる

保育園を継続するために、退職してから、いつまでに次の仕事を探さなくてはならないのか。

これは、自治体によって異なります。

待機児童が多い地域だと、1か月以内に見つけないとならない地域もあるようですが、だいたい1~3か月は猶予があるようです。

住んでいる地域にもよりますが、一度退園してしまうと、再入園は難しいのが現状です。

カピバラ
カピバラ
待機児童が多い地域だと、一旦退園になっちゃったら、再入園は絶望的だよ~

退職をすると決めたら、まずは住んでいる自治体に、猶予期間と保育園を継続するための条件を確認しましょう!

退職後も保育園に通わせるために、自治体に確認するべきこと3つ

退職すると決めたら、通っている保育園に相談しなきゃ!と思うかもしれません。

カピバラ
カピバラ
担任の先生や、園長先生に話した方が、こちらの事情もわかってくれて、融通してくれそうだもん♪

いやいや。それは違います!

通われている保育園への通園許可を与えるのは、「お役所」ですよね。

保育園への入所・在園は、利用調整指数という数値で判断し、それらを判断しているのは自治体。

保育園の先生に相談したところで、まったく意味はありません。

むしろ、迂闊に話すと、心象が悪くなり、マイナスに働く可能性もあります。

必ず、地域の自治体(保育課)に確認しましょう!

直接、保育課窓口で相談するのもいいですが、電話で質問することもできます。

地域の自治体に確認すべき点は、以下の3点です。

  1. 退職してから、再就職までの猶予期間
  2. 再就職後も保育園を継続できる就労条件と勤務形態
  3. 退職時に自治体へ提出する書類の確認

ひとつひとつ、確認していきましょう!

退職してから、再就職までの猶予期間

だいたい1~3か月くらいの猶予期間があると言いましたが、改めて確認しておきましょう。

3か月くらいの猶予がある場合でも、『就労証明書』といった、再就職したという証明書を、猶予期限の2週間前までに提出しなくてはならないところがほとんどです。

特に、待機児童が多い自治体で、猶予期間が1か月しかない場合…

退職後、2週間以内に再就職先を見つけなくてはならないという事態が起こり得ます。

猶予期間が過ぎてしまった場合、保育園退園は避けられませんので、必ず退職前に自治体に確認をとってくださいね!

再就職後も、保育園を継続できる就労条件と勤務形態

保育園へ入所した時の条件と、再就職先の条件が同じ場合はいいのですが、正職員からパートへ勤務形態を変え、勤務時間も減らす…などといった場合には、注意が必要です。

なぜなら、保育園を利用するための利用調整指数は、勤務日数・時間・勤務形態によって基準指数が大きく異なり、勤務時間や勤務形態を変えることで、保育園を利用できなくなる可能性があるからです。

  • 1日何時間以上、月に何日の勤務が必要か?
  • パートや内職、自営業など、就労条件を変更しても保育園は継続可能か?

この点については必ず確認しておきましょう!

カピバラ
カピバラ
退職前に確認しておくことで、再就職の時に慌てなくて済みますね!

退職時に自治体へ提出する書類の確認

退職した場合、再就職するまでの間は『求職中』という身分になりますので、自治体に『変更届』を提出しなくてはなりません。

自治体によっては『変更届』だけでなく、退職証明書や離職票のコピーが必要になる場合もありますので、必要書類を事前に確認しておくと慌てないで済みます。

『変更届』は、直接自治体に提出しても良いですが、保育園へ提出が出来るところもあるので、このあたりも確認しておくといいです。

再就職したら、身分が『求職中』から『就労中』へと変わるので、そのたびに『変更届』の提出が必要になります。

カピバラ
カピバラ
『変更届』も、いつまでに提出しなくてはならないのか、あわせて自治体に聞いてみてくださいね!

まとめ

退職したからと言って、すぐに保育園を退園にはなりませんが、退職前の情報収集は非常に大事です。

退職前に自治体に確認しておくこと

  1. 退職してから、再就職までの猶予期間
  2. 再就職後も保育園を継続できる就労条件と勤務形態
  3. 退職時に自治体へ提出する書類の確認

また、これは非常に大切なことですが、くれぐれも、ネットや掲示板の情報に踊らされないこと!

保育園を継続できるかどうかの条件や、提出書類は自治体によって、かなり差があります。

必ず、住んでいる地域の保育課に確認をとるようにしてください!

知りたいことは、直接あなた自身の目で確認すること。

それを実行することで、再就職前に保育園を退園になるのを避けることが出来ます!

カピバラ
カピバラ
ネットの情報に振り回されて、悶々とするなんて時間のムダ!自治体に聞いた方が断然、早いですよ~!

自治体や保育園に、退職したことを知らせない、あるいは、再就職に際し、嘘の報告をする…といった不正行為は、絶対に辞めましょう!知り合いなどに頼んで就労証明書を出してもらうといった偽装工作をすると、罪に問われる可能性もあります!

退職したからそれで終わり…ではなく、事務的な作業が結構あり、すぐに就職活動に入れない可能性も視野に入れ、計画的に退職に向けて動いていきましょうね☆

 

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