そう考えているママにおススメしたいのが、子どもに料理の手伝いをしてもらうことです。
今回は、2・3歳児にもできる、簡単な料理のお手伝いをご紹介します♡
子どもにお手伝いをさせたいママは多い
子どもに、お手伝いをさせたいと考えるママは多いです。
将来の一人暮らしや、結婚に備えて、掃除や洗濯、料理など、男の子でもひととおりの家事をこなせるようになってほしいですもんね!
お手伝いは、「ママの役に立った!」という自己肯定感も高まります!
男の子のお手伝い・理想と現実
ママの真似っこが大好き、ごっこ遊びが得意な女の子と違い、「落ち着きがない」「集中力が続かない」男の子は、お手伝いに積極的になれないことも多いのではないでしょうか?
息子がダメだったお手伝い例
- 活発で、ゆっくり、丁寧にすることが苦手
- 水を見ると抑制が効かなくなる
- 自分のやり方に固執する
- 飽きっぽい
そんな特性を持つ息子にさせて、ダメだったお手伝いが、こちら。
洗濯物をたたむ
ゆっくり、丁寧に作業することが苦手で、自分のやり方に固執するため、うまくたためないことにイラつき、洗濯物を投げる
皿洗い
水が好きすぎて、水で遊び始める。皿を洗うどころか、何分たっても水遊びを辞められず、強制終了で号泣。
雑巾がけ
すぐに飽きて、雑巾を投げる
ほうきとちりとりで掃除
デスク用の小さいほうきとちりとりで掃除。同じく、ごみをポーイ。
興味を引くような教え方が出来ていない、私の問題もあります。
お手伝いは、本人のやる気がないと、やらせても意味がありません。
息子は、やらされている感満載でした。
子どもは、興味のあるお手伝いじゃないと、やりません。
興味を引くよう親が工夫するか、いったんそのお手伝いはあきらめてください。
ダメでも、がっかりした様子は見せずに、淡々としていましょう。
子どもの自己肯定感を下げないことが大切です。
1、2か月してからもう一度誘うのも、ひとつの手ですね♪
そんな息子が、唯一積極的になったお手伝いが、『料理の下ごしらえ』でした。
2・3歳男児に出来る料理のお手伝い
実際に、我が家で息子にやってもらっている料理のお手伝いは、以下になります。
- レタスをちぎる
- 玉ねぎの皮を剥く
- ソラマメのさやを剥く
- 茹で卵の殻をむく
- いちご・バナナ・きゅうりを切る
- テーブルセッティング
- コップに麦茶を注ぐ

世間で、最初の料理でおススメされているのは、「レタスをちぎる」ことですよね。
息子の場合、2歳半すぎまでは「レタスをちぎる」もさせられませんでした。
だから、きちんと食材=食べる物だと認識できるようになるまで待ちました。
料理の手伝いで、特におススメなのが、「ゆで卵の殻剥き」です。

茹で卵の殻剥きでは、
『ゆで卵を机に打ち付けて、ひびを入れる』→『ひびに指を入れて、殻を剥がしていく』
という工程があります。
どのくらいの力で机にコンコン、とゆで卵をぶつければいいのか、力を加減する力が身に付きます。
殻を剥がしていくのも指先のコントロールになり、自律する力を養うのに最適なお手伝いです。

現時点では、こども用の包丁は使っていません。
ディナーナイフを使用しています。
自分のやり方に固執する特性があり、正しい包丁の持ち方が身についていないので、子ども用でも包丁は危ないと判断したためです。
本人が好きな食材で、「自分で切れた!」という経験を積ませるには、ディナーナイフは最適でした♪
本人が出来るレベルで、ある程度自由にやらせてみることで、達成感が得られます
自分でコップに麦茶を注ぐのは、モンテッソーリのお仕事でも推奨されています。
どこまで注げばいいか、一目でわかるように目印をつけておくといいです。


料理は、男の子の初めてのお手伝いにおススメ♪
落ち着きのない男の子の場合、お手伝いをさせても「きちんと、きれいに」することは難しいことを念頭に置いておいてください。
その上で、あえてさせるなら、『料理の下ごしらえ』をさせてみせてください。
料理は、家事の中でも難易度が高い分、非日常感が強いです。
非日常=特別感も強いということ。
好奇心が強い男の子は、それだけでテンションがあがり、やる気を出してくれます!
いったんやる気を出せば、驚くほどの集中を見せるのも、男の子ならでは!
きっと、びっくりするような集中力を見せてくれますよ♪
ご家庭で、出来ることから一緒にやってみてはいかがでしょうか?
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