毎日、子どもの寝かしつけに時間がかかる…
入眠前に読む、おすすめのおやすみ絵本ってないかしら?
子どもの寝かしつけって、本当に大変ですよね。
かく言う息子も、ベッドに入ってから寝付くまで時間がかかる子で、毎日ストレスでいっぱいです。
入眠儀式に、絵本の読み聞かせをする家庭、多いのではないでしょうか?
どうせなら、子どもがリラックスして、入眠しやすくする絵本を選んであげたいもの。
そこで今回は、リラックス効果の高い、おやすみ絵本を対象年齢別にご紹介します。
ママやパパのストレスが和らぐ効果もあるよ!
Contents
『もうねんね』【0歳~】
松谷みよ子さんのロングセラー絵本。
もうねんね まあるくなってねんね ねむたいよう
平易な文章の繰り返しと、「ねむたいよう」の言葉で、思わずあくびが出てくる心地よさ…
0歳から楽しめるおやすみ絵本です。
『おひさまとおつきさまのしたで』【1歳】
マーガレット・ワイズ・ブラウンは、『おやすみなさい、おつきさま』が有名ですが、より低年齢から楽しめるのは、こちらの絵本。
おやすみ こうさぎ
またあした
おひさまのしたで いっぱいあそび
おつきさまのしたで ぐっすりねむれ
こうさぎの次はこねこ、その次はふくろう…と、動物たちが代わる代わる登場。
セリフはまったくの繰り返しで、それが逆に安心感を与えます。
子どもの健やかな成長を願う、祈りのような絵本です。
『ころわん』シリーズでおなじみ、黒井健さんのふんわりとした作画も、絵本の雰囲気にとても合っています。
ワイズ・ブラウンの絵本は、子どもへの普遍的な願いが形になっている絵本が多くて、数多くいる絵本作家の中でも別格の存在!
『おやすみなさいをするまえに』【2歳~】
夕方から眠りにつくまで、一日の終わりの一連の儀式が描かれていて、知らず知らずのうちに習慣も身に付きそうな絵本。
しかし、あくまでも日々の営みが淡々と描かれているだけなので、押しつけがましさは全くありません。
あたりまえの毎日、いつもと同じ日常がとても大切で、愛おしいものだと気づかされ、読んでいるこちらがじんとしてしまう絵本です。
日常に疲れている人、変わらない毎日にウンザリしている人には、目線を変えるきっかけになるかも♪
『おやすみくうぴい』【2歳~】
イヤイヤ期の子どもは、「ねんねしようね」と言っても、素直に従わないことも。
この絵本の主人公、くうぴいも同じ。
おもちゃや絵本が寝ようと言っても、
「ぼく、ねむくないもん」
でも、電気が消えて、ママがふとんに入ると…
「くうぴい」シリーズは、はじめてのしつけ絵本にもぴったり!
『おやすみなさいのおと』【3歳~】
ねんねの時間になっても、あらいぐまの兄弟は外の音が気になって眠れません。
いちばん下の子に聞こえてきた小さな音は…
いりやまさとしさんの、ふんわりあたたかな画風が、やさしい気持ちにさせてくれます。
おやすみ絵本だけど、冬に読みたくなる絵本でもあるよ!
『おやすみ、ロジャー』【4歳~】
たった10分で寝かしつけが出来る!と話題の絵本です。
スウェーデンの行動科学者が、心理学的効果や自律訓練法などのメソッドを盛り込んで作った絵本です。
この絵本、なんか普通の絵本と違うの!
「読み方の手引き」が冒頭にあり、
- 太字の箇所は、言葉や文を強調して読む
- 色文字の箇所は、ゆっくり静かに読む
- 【あくびをする】などの動作の指示に従い、【なまえ】にはお子さんの名前を入れる
などの細かな注意点があるんです!
すごく長ーいお話でもあり、大人が読み聞かせするのが前提の絵本。
実際読み聞かせをしてみると、大人の方が眠くなっちゃって(笑)
読み聞かせの最中に子どもが寝る、という奇跡は起きませんでしたが、いつもよりリラックスした状態で入眠できた気がしました。
おやすみ絵本で、親子ともにリラックスしたおやすみ時間を♪
いかがでしたか?
年齢別にご紹介したおやすみ絵本。
是非、親子で一緒に楽しんでみてくださいね。
お子さんとパパ・ママに、心地よい眠りが訪れますように…♡
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