音読で、どんどん頭が良くなるって、知っていましたか?
音読=声に出して読むこと。
この、音読の効果が、すごいらしいんです!
知育に熱心なママたちの間で、話題騒然みたい!
話題の音読本、『寝るまえ1分おんどく366日』について、レビューします♡
Contents
『寝るまえ1分おんどく366日』って?
脳科学者で、小児専門医の加藤俊徳先生監修による本書。
脳科学の視点から、音読と、その効果を捉え、「読めば読むほど、ぐんぐん頭が良くなる」と、各メディアで騒がれています。
ただ読むだけなのに、ちょっと大げさすぎない??
一体、どうして音読が脳にいいと言われているのでしょうか?
音読の効果
音読には、脳のネットワークが促進されるという効果があります!
脳の中は、働きごとに8つの『脳番地』に分類されるそうです。

子どもは、脳番地どうしのネットワークが、まだまだ弱い状態。
特に、『視覚系』と『聴覚系』の脳番地は離れているため、子どもは「見たもの」「聴いたもの」を同時に理解することが苦手です。
しかし、音読で、「目で見て」「声に出し」「それを耳で聴く」という作業を繰り返していくと、だんだんと脳番地どうしが繋がっていきます。
脳番地がつながる=脳の発達が促進される、ということなのです!
寝る前の音読がいい理由

眠っている間にも、脳は活動をしています。
その主な働きのひとつが、一日の記憶を整理し、定着させること。
特に、寝る前に読んだ本の内容が記憶に残りやすいと言われています。
知識の種まきをしたいなら、寝る前の読み聞かせや音読は、すごく効率のいいやり方なの!
また、脳が発達する幼少期の睡眠は、とても大事。
入眠儀式として、音読を習慣化させると、スムーズな入眠も期待できます!
実際に使って、ここが良かった!

『寝る前1分おんどく』を始めて、2週間あまり。良かった点を挙げてみます!
- 1日1ページ。本当に1分だけでいい!
- 難易度は少しずつレベルアップ!
- あらゆるジャンルの言葉に触れられる
- 手に取りやすいサイズ♪
①1日1ページ。本当に1分だけでいい!
『寝るまえ1分おんどく』のタイトルどおり、読むのは1日1ページ。本当に1分以内で読める、簡単なものばかり!
ひらがなの習得状況にもよりますが、ひらがなの拾い読みが出来るようであれば、苦も無く読めてしまうでしょう。
ひらがな練習中の段階では、大人が読んであげて、子どもは見てるだけでもOKなんだよ♪
1日1回、1分だけ本を開いて見せればいいので、絵本を読み聞かせる習慣がなくても負担にならず、続けやすいというメリットがあります!
②難易度は少しずつレベルアップ!
短い文章から、少しずつレベルアップする仕組みになっています!
最初は、夏目漱石の『吾輩は猫である』の序文からスタート!

有名な文章。だけど、こうしてみると、すごく簡単な文章なんだね!
最終的には谷川俊太郎さんの、こんな長い詩を読めるレベルに!

ゆるやかに、けど、366日続ければ、確実にレベルアップしますよ♡
③あらゆるジャンルの言葉に触れられる
『寝るまえ1分おんどく366日』に掲載されている作品は、ことわざ・詩歌・早口言葉・古典~現代の名作まで、さまざまなジャンルがあります。
あらゆる日本語に触れられるため、日本語力が鍛えられます!
見てこのラインナップ!よくぞ、ここまでの作品を集めたと思わない⁉

音読するだけで、多彩な言葉の表現が身に付きます♪
④手に取りやすいサイズ♪
子どもへの読み聞かせ用に、いろんな昔話を収めた本や、毎日1作品読める簡単な文章が載っている『366日系』の本。
便利なんですが、大きくて分厚く、子どもには扱いづらいという難点が…。
『寝るまえ1分おんどく』は、400ページと、厚さこそありますが、A4サイズで、子どもが片手で扱えるサイジング!
子どもだけでも、思い立ったらすぐに見られるのも、魅力のひとつです。
正直、このサイズじゃなければ、買おうと思わなかったかも!
まとめ:音読で読むことを楽しもう♪

音読が、これほど効果のあるものだとは思いませんでした!
とにかく、たくさんの素晴らしい文章に触れられることが、一番の魅力!
息子は、言葉はたくさんでますが、滑舌は良くないので、滑舌を良くする練習にも最適ではないかと思います。
音読で、楽しく日本語に触れられたらいいですね♡
楽しんでやれたらいいな♪