発達障害・育児の困りごと解決

発達が気になる子のお風呂でおしっこ問題

息子

ママ~!お風呂でおしっこ出ちゃった~!

力ピバラ

えっ⁉

現在3歳10か月になる息子は、お風呂でよくおしっこをしていました。

カピバラ

浴槽内じゃないからまだいいけど、洗い場でもイヤだな~

  • お風呂場でおしっこするのをやめさせたい!
  • ちゃんと、トイレでおしっこする習慣をつけさせたい!

そんな悩みを持つ方に向けて、私が実際に試して効果があった方法をお伝えします。

力ピバラ

発達が気になる子の場合、今のうちにちゃんと教えておかないと、後々厄介なことになるよ!

息子のトイトレ現状

3歳10か月の息子のトイトレは、8割方完了していると言えます。

2か月前までは、トイレでうんちがなかなか出来ませんでした。
しかし、今では自分から、うんちが出る前にトイレに行くようになりました。

おしっこも、ちょこっと漏れてしまうのは日常茶飯事ですが、出るのを見越してトイレに駆け込めています。

【実録】トイトレこじらせ男児、パンツへの道のり 息子3歳6か月。この夏、ついに昼間は完全にパンツへ移行しました! 力ピバラ ようやくと言った感じ!長かった~! 長かった...

その反面、お風呂に入っていると時々、洗い場でおしっこをジャーッとすることが出てきました…

力ピバラ

一時は、洗い場でウンチもしちゃって、泣きたい気持ちだったよ…

お風呂場はおしっこが出やすい条件が揃ってる?

力ピバラ

なんでお風呂でおしっこしちゃうのかな~

そもそも、お風呂場は、おしっこがしたくなる条件が揃っているんです。

  • リラックス効果が高く、排尿コントロールが甘くなる
  • 水の音による条件反射でおしっこが出やすい
  • 寒冷刺激を受けやすい

お風呂に入ると、全身がリラックス状態になり、排尿を司る筋肉や神経などが緩むため、排尿コントロールが甘くなってしまうそうです。

また、水が流れる音が、排尿行為の時の音と似ているため、脳が排尿と関連づけてしまい、強い尿意を覚えるよう。

その上、裸になると身体が急激に冷やされ、寒さによる刺激で膀胱が収縮します。
膀胱が小さくなると、尿の蓄積割合が増えるので、おしっこが溜まったと脳が判断して、尿意を感じるのだとか。

力ピバラ

こ、これだけ出やすい条件が揃ってるなら、未熟な幼児がおしっこしちゃうのは、しょーがないのかな…

幼児のお風呂でおしっこ、大目に見るべき?

お風呂場が、おしっこが出やすい条件が揃っているなら、子どもがお風呂でおしっこしてしまうのは、大目に見てあげてもいいんじゃない?

そういう考え方もあるかもしれません。
しかし、

力ピバラ

ちょっと待った!その考え方は、問題アリだよ!

そこで、お風呂でおしっこすることの何が問題なのかについて、述べさせていただきます。

お風呂でおしっこの問題点
  1. お風呂場が不衛生になる
  2. 衛生観念が身に付かない
  3. モラル・マナーが身に付かない

①お風呂場が不衛生になる

お風呂場は水で洗い流せるから、おしっこしたっていいんじゃない?
その考えは危険です!

おしっこは、床だけじゃなく、壁など意外な場所にも飛び散っています。

入念に洗い流しても、尿が残っている可能性が高く、不衛生です。

②衛生観念が身に付かない

お風呂場でのおしっこを許していたら、衛生観念も身に付きません。

特に、発達が気になる子の場合、衛生観念が育ちにくいのです。

  • 垂れた鼻水や鼻くそを食べる
  • 唾遊びをする
  • なんでもすぐに口に入れる
力ピバラ

うちの息子、鼻水や鼻くそを食べてるよ…

「おしっこは、汚いからお風呂でしちゃダメ!」
その意識を持つことが、大切なのです。

③モラル・マナーが身に付かない

『自宅のお風呂場なら、おしっこしてもOK』

そうやって、子どもがお風呂場でおしっこするのを許していたら、同じ条件が揃っている温泉やプールでも、おしっこをする可能性があります。

『公共の場』を認識させ、使い分けるよう幼い子どもに教えるのは、かなり難しいと感じます。

力ピバラ

親の都合に合わせた勝手なルールって感じ。守らせるのは、子どもにとって酷なだけだよ。

発達障害児は、場の空気を読むのが苦手なので、公共か、そうでないかを認知するのにも時間がかかるでしょう。

公共の場でおしっこをさせないためにも、モラルやマナーは最初から、一貫性を持って教えたいものです。

お風呂場でおしっこする癖を改善するには

3歳10か月現在、息子はお風呂でおしっこをすることが、ほぼなくなりました。

力ピバラ

私が行った対処法を紹介するよ!

お風呂の前にトイレに行くよう誘う

お風呂に入る前、事前にトイレに行くよう、声掛けをしました。

もちろん、「出ない」とかたくなに拒否され、実際連れて行っても出ない時もあります。それでもいいんです。

声掛けにより、
「お風呂でおしっこはダメ」「お風呂に入る前に済ませておくもの」
という、マナーを育てていきます。

したくなったら、入浴中でもトイレに行かせる

息子

おしっこでる~!!

子どもがそう言い出したら、入浴中でもトイレに行かせましょう。

身体が濡れていても仕方ありません。マナーを守ることの方が大切なのだと伝えていきましょう。

濡れた身体で寒い思いを経験すれば、事前に済ませておいた方がいいという学びの機会にもなります。

力ピバラ

マナーを身に付けることを優先した対応をするのがいいよ!

まとめ

子どもにルールやマナーを教えるのは、一朝一夕ではまず身に付かないので、大変です。

しかし、すでに身に付けてしまった悪癖を取り去ることの方が、さらに大変です。

実際、大人になっても、温泉やプールでおしっこをしてしまう人、いますもんね…

力ピバラ

怖い話だけど、事実いるんだよ…そうはなって欲しくないよね

後々、厄介なことにならないよう、今からちゃんと教えたいですね!

ママとパパで対応が異なるのも、子どもを混乱させる原因になるので、話し合って一貫性を持たせるようにしましょうね。