皆さんは、子どもの寝かしつけって、どうされていますか?
2歳11か月になる息子の寝かしつけは、2歳頃からずっと、添い寝+子守歌の歌い聞かせがセットになっています。
自分の時間が削られるし、いい加減、ひとり寝してよ!
子守歌が必要なら、CDをエンドレスでかけ続けるのはダメなの?
そこで今回は、子守歌が子どもに与える影響について、調べてみました。
子守歌が子どもの脳に与える影響
以前、童謡の歌い聞かせの効果について、調べました。
ゆったりとしたリズムが多い童謡には、情緒を安定する力があることを知りました。
しかし、改めて調べてみると、童謡をママが歌うことで、「マザリーズ」が自然と出てきて、子どもに、とてつもない安心感を与えることがわかりました。
『マザリーズ』は、子どもの情動を安定させる、魔法の声!
「マザリーズ」とは、ママが乳幼児に対して話す声の特徴のことで、
- 普段より高めの声
- ゆっくりとしたテンポ
- おおげさな抑揚
これらはすべて、子どもにとって、心地いいものなのです。
「マザーリーズ」で話しかけることで、赤ちゃんの情緒や言語が発達されるそうです。
また、母親の声自体が、子どもの情動状態、行動に大きな影響を与えるということも知りました!
ママが歌うことで、子どもは情動を安定させ、その後の自己の感情も安定し、生命を維持するバランス能力の向上にもつながる、という研究結果もあります!
『マザリーズ』は、ママの脳活動も活発にする!
最近の脳科学研究では、「マザリーズ」で子どもに話しかけている間、ママの脳内の、言語活動を司る部位が、活発に働いていることが明らかになったそうです。
子どもの脳だけでなく、ママの脳にも効果があるなんて、嬉しい発見!
さらに、童謡や子守歌を歌うことが、ママ自身の精神安定にもなります。
私の経験でも、子どもに「歌って~」と言われて、「また~?もう~!(怒)」と思っても、いざ歌い始めると、自然と気持ちが落ち着いていくんですよね。
心地良すぎて、自分も眠りに引き込まれていくことも、しばしばです(笑)
おやすみ前の子守歌におススメの曲♪
1年くらい、歌い聞かせをしてきた私がおススメする、おやすみ前の子守歌ベスト5です♡
- ゆりかごのうた
- ねんねんころりよ
- どこでねるの
- おかあさん
- きらきらぼし
息子が、寝る前にいつもリクエストするのは、『ゆりかごのうた』です。
4番までの歌詞を正確に覚えていて、その日の気分によって、繰り返し歌って欲しい箇所を指定してきます。
歌詞は情景描写にも優れていて、「ねんねこ~」の部分の歌詞が、自然と眠りを誘います!
この歌で眠りにつく確率、相当高いです!
『ねんねんころりよ』も子守歌の定番曲ですが、私のおススメは『どこでねるのぞうさん』。
動物たちが、それぞれの寝床で、順々に眠りについていく歌ですが、最後に
「どーこーでーねーるのー〇〇ちゃん~。ママのー腕~♪」
と、子どもの名前と、ママの腕の中で眠る歌詞を付け加えたところ、息子に大好評!
うふふふ…と、とっても嬉しそうにしていて、こちらまできゅん♡となってしまいました。
『おかあさん』は、「おかあさん」「なあに?」から始まる、子どもとのやり取りの歌です。
1番2番とも、「おかあさんって、いい匂い」(なんの匂い?)という問いで、子どもの問いかけに、おかあさんは優しい声で必ず応えてくれます。
『きらきらぼし』も、美しいメロディ―と、星がテーマで、子守歌にぴったり♡
まとめ
子守歌を歌い続けるのは、親としては辛いです。
なかなか眠ってくれなくて、30分以上も歌い聞かせしている時なんて、本当「カンベンして~」って思います。
でも、「歌って~♪」と言ってくれるうちが華と思って、出来る限り続けていきたいです。
『くもんのうたえほん200とCD』には、今回ご紹介した曲以外にも、子守歌にふさわしい曲がいっぱいあります!
息子は、この絵本とCDのおかげで歌のレパートリーが格段に増えて、同年代の子と比べてもたくさん歌を知っていますよ。