『レゴデュプロ』は、通常のレゴよりも大きなサイズ。
乳幼児にも安心して与えられる、「はじめてのレゴ」にうってつけのおもちゃです。
しかし、
- 最初はたくさん遊んだけど、最近遊びが広がらないみたい。
- 「ママやって~」と、ママに作らせようとしてくる…
- そもそも、レゴデュプロで、どうやって遊べばいいのか、大人でもよくわからない!
そんなことを思ったことはありませんか?
カラフルなブロックと、魅力的なパーツで、いろいろなものが作れるレゴデュプロですが、2歳児では、たくさん遊ぶのは、最初の1か月だけだったりします。
結論から言うと、2歳児がレゴデュプロだけで、ひとりで遊び続けるのは、相当難しいです。
この記事では、2歳児がレゴデュプロで遊ぶにあたり、大人はどんな風にサポートすればいいのか、ポイントをまとめてみました。
レゴデュプロは、『キッズ・ラボラトリー』でレンタルできます。
購入を迷っているなら、レンタルもおススメ!
『キッズ・ラボラトリー』について記事にしています。

Contents
2歳児が、ひとりでレゴデュプロを遊び続けるのは、ほぼ不可能
『レゴデュプロを与えたら、子どもが目を輝かせて飛びつき、自分で自由に組み立て始めて、ずーっとレゴで遊んでくれる!』
生まれつき、想像力も創造力も備わっているお子さんなら、そうかもしれません。
息子が、初めてレゴデュプロに触れたのは、2歳を少し過ぎたあたり。
最初は物珍しさもあって、自分でパーツをつなぎ合わせて、どんどん高くして遊んでいました。
ですが、2か月もすると、明らかに飽きてきた様子。
「レゴで遊ぼう~」と誘っても、何かを組み立てるのではなく、ブロックをポイポイ投げてしまい、本来の遊び方をしなくなってしまいました。
レゴデュプロでオリジナル作品を作るために必要な能力
オリジナルの作品を作るには、以下の能力が必要です。
- ブロックをはめたり外したりが出来る、指の力
- 作りたいものをイメージできる、想像力
- 作りたいものを再現できる、創造力
もともと、能力以上のことを求めていたんですね。
特に息子は、好奇心旺盛で、興味の移り変わりも激しく、常に新しい刺激を探しているような子。
そんな元気っ子に、使い慣れたおもちゃで集中して遊んでもらうには、大人が遊び方を工夫する必要がありました。
大切なのは、レゴを嫌いにさせないこと
レゴの知育効果が高いからって、大人が強要すると、どんなにその遊びが好きでも、嫌な気持ちになりますよね。
レゴがいかに楽しいか、わかってもらうためには、大人も楽しく遊ぶことが近道です!
2歳児がレゴデュプロで集中して遊ぶ3つのポイント
どういう風に子どもに働きかけたらいいのか、どんなレゴデュプロを選んだらいいのか、ポイントを3つにまとめました。
- 作れそうなものを明示して、必要なパーツを大人がアドバイスする
- 作品の完成写真を見せて、同じ作品を作らせる
- 子どもが好むレゴデュプロのセットを購入する
①作れそうなものを明示して、必要なパーツを大人がアドバイスする
手持ちのレゴデュプロで作れそうなものを、子どもに提示してあげましょう!
我が家のレゴデュプロは、「おおきなこうえん」と「かずあそびとれいん」と線路がつくれる「トレインレール」のみなので、それらのパーツで出来るもので子どもを誘います。

ポイントは、作りあげるために必要な手順を、具体的に伝えてあげること。
例えば、「おおきなこうえん」ではすべり台のパーツがあるので、すべり台が作れます。だからと言って、
「すべり台作ろうよ~!」
では、子どもは乗り気になりません。
「すべり台作れたらいいね~。お人形さんを滑らせて遊んだら楽しそうだね。じゃあママ、すべり台作るね!」

「…あれ?すべり台だけじゃ、お人形さん登れないね。お人形さんが上まで行くには、どうすればいいかな?」
そう言うと、子どもも乗ってきて、「階段!」と答えます。
「そうだね、階段で上まで登ったらいいよね。じゃあ、〇〇ちゃん、階段に使えそうなブロック、探してきてくれない?」
こんな風に言うと、子どもは役目を得た!とばかりに目を輝かせてパーツを探します。
うちの子は、ここらで「自分で!」と言い出して、私からすべり台を取り上げて、階段作りに勤しみます。

まだ小さいお子さんなら、一緒にブロックをはめ込み、完成まで手伝ってもいいと思います。
②作品の完成写真を見せて、同じものを作らせる
大人の私でもレゴデュプロという素材で、何かを作り上げるのは難しいと感じます。経験値の少ない2歳児なら、なおさらです。
そこで、購入時の外箱を見せ、「これと同じものを作ってみよう!」と誘うと、たいてい良い反応を示して、大乗り気!
「ここは、このパーツを使っているね~」「ここはオレンジ色のブロックだね」
と、一緒に考えながらやると、本当に集中して取り組んでくれます。
最近では自ら写真を見て再現するように。

完成写真を子どもに見せて、再現させる遊びは、創造力を高める効果はないかもしれません。
しかし、「どうすればこの写真と同じものが出来上がるのか」という疑問を、解決に導く経験が詰めます。
この『問題を解決する力』は、社会に出た時に重要になるので、おすすめの遊び方です。
③子どもが好むレゴデュプロのセットを購入する
レゴシリーズには、大きく分けて2種類のセットに分かれています。
- テーマに沿って作品を作るセット(例:公園、遊園地、動物園)
- テーマがなく、自由に作品を作れるセット
レゴデュプロは、パーツ自体は無機質なので、2歳~3歳くらいまでは、たとえカラフルでもつまらなく感じてしまうでしょう。
はじめてレゴデュプロで遊ばせるなら、断然『テーマに沿って作品を作れるセット』がおススメです!
子どもが大好きなテーマだったり、好きなパーツがあるものを選べば、失敗が少ないです。
おおきなこうえん
すべり台にブランコと、おなじみの遊具で親近感が湧きます。
小さい基盤付いてきて、立体的に遊べるし、人形が2体ついているのもポイント。
男女問わず、はじめてのレゴデュプロに、本当におすすめ!
かずあそびとれいん
男の子が好きな、車輪がついているパーツが入っています。
数字パーツがあることで、楽しみながら数の数え方や、数字の読み方が学べます。
人形パーツ2体に加え、猫のフィギアまでついているのに、値段は手ごろなのも魅力♡
トレインレールセット
かずあそびトレインで、電車ごっこをする姿が増えてきたので、レールを購入。
切り替えパーツとは互換性がないので、微妙に合わないのですが、息子はおかまいなく楽しく遊んでいます♪
こちらだと、電車とレールがセットになっていている上に、スマホと連動させて電車を遠隔操作で走らせることができます!
子どもと一緒に、親もレゴデュプロを楽しもう!
子どもがレゴデュプロを自由な発想で楽しむには、大人と一緒に、どれだけ遊びこんだかがカギになります。
はじめのうちは「出来ない!」「わからない!」と子どもにストレスが溜まることもありますが、大人が辛抱強く説明して、手伝ってあげると、そのうち自由に遊びだします。
大人が、子どもとレゴデュプロに興味を持って、
「○○ちゃんが、公園で好きな遊びは?」
「〇〇ちゃんのおうちが見てみたいな~」
とうまく誘導し、子どもの心をくすぐってあげてくださいね。
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その後、レゴデュプロの「おおきな遊園地」と追加購入したことで、ごっこ遊びが発展しました。レビュー記事はこちら↓
