教材・学習のアイデア

2歳児に時計の読み方を教える

イヤイヤ期真っ最中のお子さんを持つママ、毎日お疲れ様です!
子どものよくわからないこだわりで、生活がスムーズにいかないことって多いですよね。

カピバラ
カピバラ
そんな私も、気持ちの切り替えが苦手すぎる息子に、困り果てています!

気持ちの準備が出来れば、こうしたグズグズがなくなるかもしれない!
そう思い、息子に時計の読み方を教えることにしました。

この記事では、2歳児に時計の読み方を教えるメリットと、おススメの時計や絵本をご紹介します。

※2019年6月18日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も大幅に修正を行い、2020年5月16日に再度公開しました。

2歳児に時計を教えたいと思ったきっかけ

目の前の遊びに目がいってしまい、お着換えやおでかけが、スムーズにできない2歳4か月の息子。

ある日、時間がなくて、遊んでいる息子を抱き上げて、無理やり保育園へ連れて行こうとしたら、「おうちかえる~!!」のギャン泣き!

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カピバラ
カピバラ
遊びから気持ちが切り替わらないんだね… 

そこで、あらかじめ予告し、気持ちの準備をさせたら、次の行動に移りやすくなるかもしれないと思い立ちました。

時計が読めれば、予告もしやすいですよね!

2歳児に時計を教えるメリット

前提として、2歳児に時計の読み方を教えるのは、早過ぎます。
実際、時計の読み方を習うのは、小学校1年生です。

だいたい、6、7歳くらいまでは時間の流れはすごく曖昧で、子どもにとっては「今」がすべて。
そのため、
未来を見越して行動することは難しいことを頭の片隅に置いておいてください。

カピバラ
カピバラ
それなら、時計を教えることも無意味なんじゃないの?

そんなことはありません。
明日や1週間先は難しくても、ほんの少し先のことなら、思い出せることもあります。

何より、子どもに予期せずして遊びを取り上げられた!と思わせずに済みます。

2歳児に時計を教えるメリット

  • 子どもの心の準備が整い、次の行動に移りやすくなる
  • 親が、何度も声かけしなくてよくなる
  • 親のストレスが減る

要は、生活がスムーズになります♡
子どもが、イヤイヤやグズグズをするのって、社会への無理解がひとつの要因にあります。

「自分はこれがしたいのに、なぜかわからないけど邪魔される~!」って。

カピバラ
カピバラ
生まれてから2年しか経っていないんだから、当然でしょ!?

社会への理解が進めば、子どもにとっても、居心地がよくなるはずです。

時計の理解は、社会の仕組みの理解の、第一歩
その手助けをしてあげて、子どもが混乱する世界から、少しでも早く救い出してあげましょう!

【2歳児】時計にまつわるグッズ3選

子どもに時計を教えるにあたり、いい教材や絵本はないかな?と調べて購入したのが、こちらです。

『とけいのほん1』まついのりこ作

多くの方がおススメしている、時計絵本の大定番です。

どんぐりぼうやと時計の針たちが、時計の読み方を楽しく教えてくれます。

子どもにもわかるような言い回しで、「そうか、こうやって伝えればいいんだ!」と目から鱗が落ちました。

子どもにわかるように伝える技術って、実は難しいですよね。

『とけいのほん①』では、「〇時半」の読み方まで教えてくれています。

『とけいのほん1』はここまで。

『とけいのほん②』で「〇時40分」など、分の読み方が描かれています。

カピバラ
カピバラ
「とけいのほん②」は60までの概念がわからないと難しいので、年長さん向けかな?

『ペネロペいまなんじ?』

絵本に自分で針を動かせる時計がついていて、ペネロペの一日に合わせて時計の針を動かしていく絵本。

ペネロペの他、アンパンマンやドラえもんなど、色々なキャラクターからこの手の絵本が出ています。

音が出たり、英語で時間を言うものもあります。
個人的に、音が出ると音に気を取られてしまうと思い、音が出ないもので選びました。

自分の手で時計の針を動かせる絵本は、時計がぐんと身近になるので、おススメです。

くもんの『スタディめざまし』

寝起きしている部屋には、アナログ時計がないので、子ども用の学習時計、くもんの『スタディめざまし』を購入しました。

長針は青、短針は赤に色分けされており、針の先の数字を読めば時計が読めるつくりになっています。

アラームもついためざまし時計なので、小学生くらいになったら、自分で起きる練習にも使えそうですね。

セリアの『がくしゅう時計』で学習スタート!

上の時計グッズを購入した2日後、セリアに行ったら、とっても良い商品が売っていました。

その名も『がくしゅう時計』

大きくて見やすいです!
くもんの『スタディめざまし時計』と比較すると、こんな感じ。

かなり厚手の紙で出来ていて、扱いが荒い息子でもヘタレません!

2歳児に時計の読み方を教える方法

息子に予定を教える時、この『がくしゅう時計』で予定時刻を見せます。

例えば、9時半に寝たい時。
『がくしゅう時計』の針を動かして、9時半にしておきます。

息子に『スタディめざまし』を見せて、こんな声掛けを。

カピバラ
カピバラ
今は9時10分だね。青い針が6のところにきたら、電気を消すよ

そして、さっと『がくしゅう時計』を登場させて

カピバラ
カピバラ
ほら、これと一緒の時間になったら、電気を消すんだよ

と、隣に並ばせて見えるところに置きます。

『がくしゅう時計』の代わりに、手書きの時計でもいいし、時計の数字の横にシールを貼って、「長い針がシールのところにきたらおしまい」とするのもいいでしょう。

予定を見える化することがポイントです!

指定の時間に、次の行動に移って欲しい時は、予定時刻を「見える化」しておくとわかりやすい!

2歳児に時計を教えた効果

時計を教えて5日あまり。早速効果が出ました!

毎晩寝る前に絵本を読むのですが、「寝るから消すよ~」と電気を消すと、「まだ読むの~!」と号泣していました。

カピバラ
カピバラ
その号泣に、毎回負けちゃうんだよね…

「これ1冊だけね!」

と1冊読んでも、読み終わったらまた次の絵本を持ってきて、なかなか寝られない…という日々を繰り返していました。

でも、時間の予告をしたら、電気を消しても泣かずに自分から布団に入ってきたのです!

カピバラ
カピバラ
これには、本当にびっくりしました!

2歳児に時計を教えるメリットは、確かにある!

これまで「あと10分で寝るよ~」「あとちょっとで寝るよ~」と、予告はしていました。

でも、いくら言葉で予告しても、10分がどのくらいなのか、あとちょっとって、なんなのか、曖昧で理解できないのでしょうね。だから、

「いきなり電気消された!寝る心の準備は出来ていないよ~!うわ~ん!」

って、なっていたのかもしれません。

でも、こうして『見える化』してあげることで心の準備が整い、結果イヤイヤがひとつ減りました♡

お子さんが切り替えが苦手で困っているようなら、時計を教えてみてはいかがでしょうか?

カピバラ
カピバラ
時計が早く読めるようになって欲しいわけじゃないけど、日常生活でうまく時計を利用していきたいな♡