あなたは今、お子さんの奇声に、胸を痛めていませんか?
- いきなり大音量で叫ばれ、思わず「うるさい!」と怒鳴ってしまう
- いつ奇声を出されるか心配で、外出が億劫になる
- 子どもの奇声がとてもストレス
これ、全部私のこと!
息子が1歳半~3歳半にかけて、ふとした拍子に出される
「キャー!!」
という奇声に、とても悩まされていました。
しかし、3歳半を過ぎたあたりから、奇声が治まってきました。
最近奇声出さないねって日が増えてきたの♪
今回は、子どもの奇声について、我が家で行ってきた対処法と、奇声の移り変わりについて記事にします。
Contents
息子の奇声に悩む日々
息子は、1歳半くらいから「キャー!」という甲高い奇声を頻繁に出していました。
突然大声を出され、それが日々のストレスに。
何度「やめて」「静かにして」と伝えても、まったくおかないなし。
毎日発せられる奇声に、心を蝕まれていきました。
しつけがなってないって思われるのがイヤで、外出も億劫に…
発達段階で奇声の種類が変わる!
あくまでも息子の例ですが、奇声が始まった1歳半~3歳半では、奇声の種類が異なっていました。
発達段階によって、奇声をあげる原因がさまざまあるようです。
1歳半~2歳半頃
大声を出すのが楽しい、周りの反応が楽しいみたいでした。
主に、自分に注目して欲しい時に奇声を発していました。
2歳半~3歳半
2歳3か月頃から本格的なイヤイヤ期が始まった息子。
自分のやりたくないことや、注意をされると「キー!!」と大声をあげていました。
- イヤだという意志表示
- 感情の表現方法がわからない
思うように言葉が使えないもどかしさを、奇声を出すことで表現していたようです。
声を出すことが楽しい場合の奇声も、依然としてあったけど…
奇声の原因は、発達の段階ごとにさまざまな原因があります。子どもの気持ちを汲み取った上で、対処方法を変えていくことが大切です。
これらの奇声に対し、我が家が行っていた対処方をご紹介します。
奇声を上げた時の対処法
- 注目を得たい場合の奇声
- イヤな気持ちを言葉に出来ない時に発せられる奇声
両者は、感情の出どころが違います。
よって、対処方法も変えていました。
注目を得たい場合の奇声の対処法
対処法① 顔をしかめて「耳が痛い」のポーズをとる
顔をしかめて耳に手を当て、「耳が痛い」というポーズをします

あえて大げさにジェスチャーをし、不快に思っていることを伝えます。
奇声を出すと、周りの人はどんな気持ちになるかを、繰り返し伝えていくのです。
大好きなママに嫌われたくないと思う子には、一定の効果がある♪
対処法② あえてスルーし、奇声が治まったら相手をする
奇声を上げた際の周囲の反応を楽しんでいるような時には、都度強く反応することが得策とは限りません。
反応することで「奇声をあげる」という行為を強化させてしまうからです。
この場合は、あえてスルーして無反応を貫き、奇声が治まったり、別の遊びをしだした時に褒めてあげましょう。
奇声をあげたら構ってもらえないことを、自然と理解させるのです。
ペアトレのテクニックのひとつ!ペアトレについては、別立てで詳しく記事にしてるよ♪

イヤな気持ちを言葉に出来ない時の奇声
まずは、本人のイヤな気持ちを受け止めてあげましょう。
その上で、子どもの気持ちを代弁してあげます。
- 「○○したかったんだね」
- 「これがイヤだったんだね」
- 「悲しかったんだね」
自分の気持ちは、言葉を使えば相手に伝わるのだと、根気よく伝えていくのです。
気持ちが落ち着きやすいよう、抱っこしてあげるのも◎
少し気持ちが落ち着いたら、「こういう時はこうすればいい」と、具体的なやり方を教えます。
なぜ奇声がいけないか。
それを教えることも大切ですが、子どもの発達が追い付いていなければ、「なぜなのか」は後から教えてもいいと考えます。
長い説明をくどくどされても、子どもは理解できないよ!
怒鳴ったり、叱りつけるのはNG!でも現状は…
子どもの奇声に対し、
- 「うるさい!」
- 「静かにしなさい!」
- 「いいかげんにしなさい!」
こんな注意は、NGです。
これらの言葉は具体性に欠け、子どもはどんな振る舞いが正しいのか、わからないからです。
「小さな声がいいよ」
といった指示の方が、子どもには伝わりやすいです。
でも私、奇声のストレスが半端なくて、「うるさい!」って怒鳴っちゃってた…
子どもに響く声掛けの知識はあっても、実際に大音量の奇声を出された時のイライラは言葉にしがたいほどで、理性を失って怒鳴ることも多々ありました。
子どもへの悪影響とか考えて、後でめっちゃ自己嫌悪になる…
でも、しょうがないんです。
奇声って、毎日されると本当にしんどくて、そのせいで外出も億劫になって、ストレスが溜まる。
そのイライラを、奇声をあげている当時者にぶつけてしまうのは、ある意味仕方のないことだと思いませんか?
自分の気持ちにフタをし続ける育児は、もうやめにしましょう。
ママだって人間です。奇声をあげる子どもにイライラするのは、当然です。
怒鳴ったっていい。
我に返った時に、子どもの気持ちに寄り添ってあげる。
それでいいんじゃないかと思います。
あくまで、個人的な意見だよ!
奇声が治まってきた理由
息子はもうすぐ4歳。
日常生活の中で、意味不明な「キャー!!」という奇声をあげることはほとんどなくなりました。
- 自分の気持ちを言葉で言い表せるようになった
- 自律心が育ってきた
これらが、奇声が治まってきた理由だと考えます。
もちろん、私だけでなく保育園の先生・療育先でも繰り返し声掛けをしてくださったおかげでもあります。
しかし、まだ「時と場合に応じて声のボリュームを調節するのは苦手」で、場にそぐわない大きさの声で話すことが見受けられます。
これは、今後の息子の課題かな♪
まとめ:奇声は発達段階のひとつ
お子さんの奇声に悩んでいるママさん、お疲れ様です。
日々の育児だけでも大変なのに、奇声があっては、さぞやストレスフルな毎日を送っていることでしょう。
奇声は、「周囲からどんな目で見られているだろう…」と、他人の目線も気になってしまいますよね。
でも、奇声は発達段階のひとつ。
落ち着いてくる時が、きっとやってきます。
ぜひ、長期的な視点を持って対応していってあげてください。
1年後には、絶対違った姿の子どもに会えるはず♡その日が来るのを気長に待てるようになれるといいね(自戒)
※注意※
奇声に加え、衝動性が強い、注意力散漫、危険がわかりにくい…
そんなお子さんは、必要な栄養素が足りていない可能性が大。
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