発達障害・育児の困りごと解決

自分で着替えをしなかった息子が、着替えをするようになった!実践した方法とは

2歳半の時点で、息子は自分から着替えをしませんでした。

カピバラ
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 保育園の他の子は、ちゃんと自分で服を脱いで、お着がえしているのに、息子は、ぼーっと助けを待っているだけ。

どうしたら、自分から着替えをするようになってくれるのかな?

着替え以外にも、トイレなどの身辺自立に関する意欲が、低かったです。

2歳7か月の現在。

息子は、自分から進んで着替えをするようになりました。

カピバラ
カピバラ
成長したよ~!

この記事では、なかなか自分から着替えをしたがらない、イヤイヤ期真っ最中の2歳児が、自ら進んで着替えをしだす、親の働きかけのポイントをお伝えします。

駄々こねについて語った記事はこちら…

息子の性格と、2歳半での様子

カピバラ
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うちの息子は、こんな性格です!

2歳半の息子の性格

息子の性格

  • いつも笑顔で、愛嬌がある。性格も陽気。その愛想の良さで、保育園の先生は息子に甘く、可愛がってもらえる、得なタイプ(笑)
  • マイペースで、周りがあまり見えていない。そのため、同級生からも世話を焼かれることあり。
  • 甘え上手?で、ママ大好き。自分で歩けるところも、「ママ抱っこ~」とせがむ

根っからの王様・王子様気質で、周りは自分の世話をしてくれると思っているらしい。

保育園でも、助けを待っている姿が多々見られるよう…

カピバラ
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自分のことくらい、自分でやるよう努力してほしいなぁ~

2歳半の身辺自立の様子

2歳半の時点では、ひとりで着替えが出来ませんでした。

やろうとする意欲も低く、時間をかけて説き伏せて、渋々やり始めたとしても、すぐに「出来ない。ママやって!」と投げ出していました。

トイトレも、トイレに誘って、気が乗れば補助便座に座っておしっこをするけれど、自分から「トイレに行きたい」と言うことはない状態です。

着替えが出来るようになるために…色々試みたけれど、失敗続きで親もイライラ!

着替えくらい、そのうち出来るようになる。だから、そんなに頑張らなくてもいいんじゃない?

今なら、1か月前の私にそう声をかけられますが、その時は色々と焦りがありました。

カピバラ
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着替えだけじゃなくて、色々な面で他の子よりも遅れが見え始めて、なんとかしなくちゃ!と焦っていました

世間で効果があるとされること…例えば

  • 「10数えるうちに出来るかな?」と、ゲーム感覚で誘う
  • 時計を見せ、「長い針が5のところにきたら、着替えだよ」と予告する
  • 親が着替えをやって見せて、マネをさせる

『着替え』が理解できていないのかな?と思って、着替えのイラストを描いて説明したり、「お願い、着替えて~」と下手に出たり、反対に怒鳴ったり…

手を変え、品を変えて促しましたが、どれもまったく効果がありませんでした。

カピバラ
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時間ばかりかかって、結局息子は自分で着替えていない。今日もまた、徒労に終わった…と思う毎日でした

効果があった唯一の方法は、「〇〇〇しない」だった!

息子の着替えにばかり時間を取られて、家事をする時間や、自分の時間も削られていくことに、疲れてしまいました。

ちょうど、地域の保健師さんと話す機会があり、息子の現状を相談したら、こんな返答が返ってきました。

「着替えを『やって』と言ったら、さっさとやってあげてください。その時のポイントは、淡々と、そっけなく。その代わり、ズボンが履けた、腕が通せたなど、出来た時は大げさに褒めて下さい

カピバラ
カピバラ
えっ、それだけでいいの?

息子が着替えないのは、「着替えて」「ヤダ。ママやって」「自分でやるのよ(怒)」という、一連のやりとりを楽しんでいる可能性が、高いとのこと。

かまって欲しいから、いつまでもダラダラと着替えなかったり、「やって」と言う。

だから、子どもが「やって」と言ったら、淡々と、やってあげる。

この「淡々と」がポイントで、そっけなくされると、子どもは構ってもらいたいから次の行動に移っていく。

そこで、自分から着替え始めたら、しめたもの。

すかさず、大げさなくらい褒めることで、「次もやろう!」という気になります。

傍で「着替えてよ~ねえ~」とか、うるさいこと言わず、『なにもしない』でいることが、かえって子どもの自立を促す効果もあることを学びました。

カピバラ
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これが、効果てきめん!スムーズに着替えられるようになりました!
 

着替えをさせるには、子どもの自立心を信じて待つことも大事

子育てにおいて、「待つ」ことは重要だと、頭ではわかっていました。

しかし、つい他の子と比べて、焦りから「ほら!こうやるんだよ!」「なんでやろうとしないの!」など、命令口調、叱り口調が多くなっていました。

『押してもダメなら、引いてみな』

この言葉が、子育ての現場でも役に立つとは、今回のことで学びました。

この記事のポイント

  • どう親が働きかけても、子どもが聞く耳を持たない場合は、あえて声掛けを『しない』という選択もある。
  • 子どもの自立心を信じて、待つことも大切

子どもの様子をよく観察して、「押す」「引く」の使い分けをしていき、子どもを伸ばす子育てを実践していけたらな、と思います。

カピバラ
カピバラ
その子がどんな性格かで、働きかけを変えていくのがポイントですね!