幼児の着替えを、スモールステップで上達する方法をご紹介しています。
今回は、ズボン編です♡
Contents
ズボン上達への道は、4ステップ!
ズボンを上手に履くためには、4ステップでスキルアップします♡
- 座ってズボンに足を入れて履ける
- 前後の見分けが出来て、お尻まで隠せる
- 前開きのズボンを使い、片足立ちで履ける
- ズボンの種類を問わず、ひとりで最後まで着られる
STEP①座ってズボンに足を入れて履ける
- 幼児用の椅子などに、子どもを座らせる
- ズボンを前にして床に置き、足を出すところを教える
- ズボンを持たせて、片方ずつ足を入れる
- ズボンの裾から両足が出てきたら、立ち上がらせて残ったお尻部分を上げさせる
上の手順で履かせます。
大人は、立ってズボンを履くことが出来ますが、幼児が立って履くのは難しいです。
座って履くと、スムーズにいきます。
床にべたっとお尻をつけて履くより、多少でも段差がある方が、やりやすいですよ。
ズボンの片一方に、両足を突っ込んじゃった場合は、保護者がサポートしてやり直し。
もう一度、ズボンを見せて、足が出てくる場所を教えると、履けた時のイメージが出来きてきます。
最後、お尻を隠さなくてはいけませんが、最初のうちは、上まで持ち上げるのが一苦労。
お尻でつっかかっても、ズボンが履けたことをいっぱい褒めてあげ、さりげなく直してあげましょう!
STEP②前後の見分けが出来て、お尻まで隠せる
トップスと同じく、ズボンにも前後ろがあります。
ズボンの前後と見分け方を教えて、自分で見分けて履けるように促します。
ズボンのお尻部分にポケットがあるものや、前部分にワッペンがあるものだと、わかりやすいです!

また、STEP①でズボンをお尻まで上げることにつまずいていたら、STEP②でクリアできるようになるといいですね!
股がつっかかるまで上げきれず、お尻の部分が残る場合。
股まで上がっても、指を外させないで、お尻の方に手をまわして上げる動きを教えます。
スムーズになってきたら、トップスの裾をズボンに入れることも、合わせて教えていきたいですね。
STEP③前開きのズボンを使い、片足立ちで履ける
STEP③では、前開きのズボンの登場です。
男の子は、立っておしっこが出来る年になったら、ズボンを膝まで下げなくていいように、前開きのズボンに切り替えていく必要があります。
また、小学校の上がると体操着に着替えたり、公共でのお着換えが頻繁になってきます。
床に座り込んでズボンを履いていては、周りの視線が気になりますし、迷惑ですよね。
なので、片足立ちでズボンを履ける習慣に切り替えていきたいものです。
片足立ちがうまく出来ない場合には、大人が子どもの後ろに回りこみ、片足立ちでも倒れないように支えます。
片足立ちがある程度できる場合は、前から手を持って支えれば、何度か手伝ううちに勝手がわかってくると思います。
なかなかひとりで片足立ちで履けない場合には、壁や物に寄りかかりながら履く方法も、試してみる価値あり!
身体のどこでバランスをとれば良いか、これで感覚が掴めてくればいいですね。
立って履けると、次の行動に移りやすく、着替えの時間短縮に繋がりますよ!
STEP④ひとりできれいにズボンが履ける
被りの上着と同じく、ズボンもひとりできれいに着られることが、最終目標!
ズボンを上まで上げたら、下着の裾を全部ズボンに入れ、曲がっていたら身だしなみを整え、直せるレベルまでいけたらいいです!
ズボンをスムーズに履くための、洋服選びのポイント!
STEP①の段階では、どちらを前にして履いても大丈夫なデザインを選ぶのも手。
STEP②までは、トイトレサポートのためにも、自分で着脱が容易な、ウエストゴムのズボンがいいです。
ゆったり目が理想ですが、トップスと同じ感覚でひとまわり上のサイズだと、裾を引きずずり、転倒に繋がるので注意!
太もも周り、ふくらはぎ周りがゆったりしつつ、裾は長すぎないもの…となると、結構選択が難しい(汗)
保育園に通っていると、毎日洗い替えが出てきますし、扱いやすいものが一番かな、と!
私は固い素材のズボンは、出来るだけ避けています。
外遊びが楽しい時期ですし、伸縮性があって、動きやすいズボンを選ぶようにしています。
STEP③の、前開きのズボン。
子どもが、トイレで慌てなくていいように、開きやすいつくりになっていることがポイント。
まとめ
2歳11か月の息子は、STEP②の段階。
ズボンのポケットの位置で、前後を見分けられるようになりました!
少しずつではありますが、着実に成長しているなぁ~と、実感しています。
片足で立つのも、ぐらつきながら3秒くらい維持出来るようになりました。
前開きズボンへの移行は大分先になりますが、STEP③を見越して、立って履くやり方を教えていってもいいかもしれません。
手をかけられるのも、今のうち…。と思い、頑張っていきたいです!