就学前までにひとりで着替えが出来るよう、家庭で出来るサポートの仕方を紹介しています。
今回は、前開きの洋服です。
ボタンの練習も兼ねて、保育園ではお昼寝の時間、前開きのパジャマを用意させる園もあると聞きます。
ですが、我が子が通う保育園では、パジャマには着替えず、給食後そのままの恰好でお昼寝します。
ちゃんとパジャマに着替える園でも、かぶりのパジャマを推奨する園も多くなっているみたいですね。
それだけに、ボタンの練習をする機会も減っている気がします。
私も、ボタンのついているパジャマ、使っていません。
近い将来、前開きの洋服が着られるよう、シュミレーションも兼ねて、段階的に考えてみました。
Contents
前開きの洋服上達への道は、4ステップ!
前開きの洋服を上手に着られるようになるためには、4ステップでスキルアップします♡
- 服の前後がわかり、片腕を通した状態で、もう一方の腕を通せる
- 服のボタンを1~2コ留めることが出来る。補助付きで、ジッパーを上まで上げられる
- 片手で前襟をつかんで袖を通せる。ボタンを3~4コ留められる。
- 補助なしで、ひとりで最後まで着られる
STEP① 服の前後がわかり、片腕を通した状態で、もう片方の腕を通せる
前開きの洋服の場合、前後がわかりやすいので、簡単にクリアできるかもしれません。
しかし、最初は腕をどこに通したらいいのかわからず、戸惑うと思います。
洋服を目の前に広げて置いて、腕の出てくる位置を教えるのがいいのでしょうが…
はっきり言って、コレ、子どもは混乱します。
子ども自身に着させようとすると、たいてい腕を通す位置が逆になります。(うちの息子がそうです)
対称を認識するのが、まだ難しいんですよね。
なので、STEP①では、右腕ないし左腕を、片方だけ腕に通してあげて、もう片方の腕を通すよう、サポートします。
サポートする側は、子どもが腕を通しやすいよう、服の袖をきちんと持ってあげることがポイント。
大人は、襟を辿って逆の袖をたぐり寄せることが出来ますが、腕が短い幼児には難しいんですよね。
袖に両腕を通せる。STEP①は、これだけでクリアとします。
STEP② 服のボタンを1~2個留められる。補助付きでジッパーを上まで上げられる
STEP①のサポートを続けつつ、ボタンを1~2個まで留められる。また、補助付きでジッパーを上まで上げられるようにします。
幼児でも楽に留められるよう、ボタンの大きいものを用意します。

ボタンに全く慣れていないのなら、1個留めるのも大変なので、様子を見つつ手伝ってあげてください。
ジッパーを適切な位置に入れることは、案外難しいので、入れるところだだけサポートしてあげると、ジッパーはクリア出来ると思います。
STEP③ 片手で前襟をつかんで袖を通せる 。ボタンを3~4個とめられる。
片手で前襟をつかんで袖を通すとは、絵にするとこんな感じです。

前襟をたぐって袖を通す練習です。
ボタンを通すのがスムーズになってきたら、3~4個まで挑戦させるのもいいでしょう。
STEP④ 補助なしでひとりで最後まで着られる
前開きの服をひとりで着るための工夫として、こんなアイデアを発見しました!



これなら幼児でも、ひとりで着ることが出来るかな!?
服が裏返しになっていないかどうかだけ、確認してあげるといいですね。
ゆとりのある服が着やすいと思うので、今後の洋服選びのポイントとしたいと思います。
まとめ
我が家は、まだSTEP②の段階ですが、少しずつひとりで着られるようにサポートしていってあげたいです。
前開きの洋服がうまく着られない、というお子さんを持つ方へ、少しでも参考になれば嬉しいです♡