こんにちは、カピバラです。
3歳になる息子とは、あまり目が合いません。
絵本は大好きですが、私が一方的に読むばかりで、絵本を通じて会話や、やり取りが生まれていないことに気がつきました。
視覚優位で、絵が気になるのか、絵本に釘付け。
ママを見ない!
しかし、カードシアターをすると、目が合いやすくなることに気がつきました。
今回は、自宅カードシアターをご紹介します。
※2019年7月7日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も大幅に修正を行い、2020年5月29日に再度公開しました。
Contents
カードシアターの利点

息子にカードシアターを見せてみて、以下のメリットを感じました。
- 子どもと向かい合うので、目線が良く合い、表情がわかる
- やりとりが生まれ、コミュニケーション能力が向上する
- 「注目」させ、座って話を聞く練習になる
子どもと向かい合うので、目線がよく合い、表情がわかる
カードシアターは、子どもと向かい合うので、子どもの表情が良くわかります。
私も、息子の目を見て語り掛けられるので、どんな反応を返してくるのかわかりやすく、やりとりが楽しいです♪
私の表情も面白いのか、普段他のことに気を取られて、視線が合いづらい息子とも目線が良く合いました。
人の目を怖いと感じる子もいます。そういう子には、無理に目を合わそうとするのはNGです。
やりとりが生まれ、コミュニケーション能力が向上する
絵本と違い、話の大筋に沿えばアドリブが自由自在なので、息子の反応に合わせてセリフをアレンジできます。
やり取りが生まれ、コミュニケーション能力が高まります。
「注目」させ、座って話を聞く習慣が身につく
人が集中して話を聞くには、話し手や、対象物に「注目」していなければなりません。
注目して、初めて「人の話を聞く」準備が整います。
カードシアターは、「人の話を集中して聞く」体制を作るのにぴったりです。
また、演じ手(ママ)が持っているカードを奪いに来たり、仕掛けをのぞき込もうと立ち歩くことがあります。でも、
- 今は立ち歩いていいんだっけ?
- 座ってないと、続きが読めないよ~
と言えば、自分で「はっ」と気づきます。
続きが見たい誘惑から、普段なら反抗するところも、大人しくまた座りだします。
保育園で必要になる、集団活動の練習が家でも気軽に出来ます。
『カードシアターあそび』のおすすめポイント
購入した『カードシアターあそび』の対象年齢は、0歳~3歳です。
3歳以上でも楽しめますが、素直に喜んでくれる…という点では3歳くらいまでがベストでしょうか。
「春」「夏」「秋」「冬」の各季節と、通年使用できるカードシアターがついています。
この本のいいところは、
- 付録の絵カードを「切って折る」だけで、工作する手間がほとんどない
- サイズがコンパクト(大きくてもA4)で、持ち運びに便利
- 知っている曲や話が多く、初心者でも楽に演じられる
保育士さんが使っているようなカードシアターだと、手が込んでいて準備が非常に手間です。
絵カードがあっても、それを切って、のりで貼って…だと、億劫になりますよね。
手軽に始められるのが、嬉しいポイントです。
『どんぐりさんころころ』も、切って折るだけ!
話は、あの『どんぐりころころ』の曲をベースにしています。

また、「カード」シアターなので、両手に収まるサイズ感で、持ち運びに便利。
おでかけにおもちゃを持っていくと、あんがいかさばるもの。
カードシアターなら、コンパクトに持ち運びできます。
下の写真は、帽子を被っている動物をあてっこするカード。
年齢によっては、「ブーブー」「ワンワン」など、鳴き声でヒントを出すといいと思います。
折りたためば、手のひらサイズの大きさです♪

一番のポイントは、演じる私たちは保育士(プロ)ではなく、ママ。
話が込み入っていたり、演じるのが難しいと、ハードルが高いですよね…!
この本に載っている話や曲は、聞いたことのあるものばかりで、難易度が低いです。
先の展開がわかるから、
「あれ?この後のセリフって、なんだっけ?」
と思うことがなく、スムーズに話せます!
カードシアターで「聞ける脳」を促す
男の子の脳は、女の子の脳と違って、聞く力が弱いと聞きます。
海馬の発達を促す「聞く」トレーニングを意識した働きかけを、日常でも意識して取り入れていきたいです。
カードシアターは「注目する」と「話を聞く」両方のトレーニングが出来る、良い題材です。
ぜひ、ご家庭でも楽しんでみてはいかがでしょうか?
関連記事
聞く力を伸ばすには、やっぱり絵本!絵本に関心のなかった息子が、絵本好きになった経緯について記事にしています↓
