うちの子は、飽きっぽくて、ひとつのおもちゃで集中して遊ばない…
そんな悩みを抱えていませんか?
すぐに他のことに気を取られて、集中している時間が短いのが気になる…
男の子は特に、興味の移り変わりが早いのが特徴なんです。
今回は、男の子の飽きっぽさについてお伝えします。
Contents
男の子は、次々に関心が移り変わる
まず初めに、子どもが飽きっぽいのは、当たり前のことです。
それは、男の子でも女の子でも一緒。
「面白そう♪」
と思ったらすぐに、やりたいことなんて変わっていきます。
精神的にも未熟で、状況を見て欲求をコントロールすることなんかも、なかなか難しい…。
そういう前提があることを、覚えておいてください。
でも、女の子がおままごとをずっとやってたり、机でぬりえや折り紙に集中してる姿、よく見るよ?
同じ年齢だと、女の子の方が、机上遊びに集中する姿がよく見られるようです。
それもそのはず。
男の子は、興味関心が、次々に移り変わる生き物なんです。
特に、動くものに関心が行くことは、脳科学的に確かめられています。
男の子の場合、飽きっぽいのが、むしろ健全ってこと?
興味や関心があふれて、どんどん次のおもちゃを出して、部屋が散らかるのは、精力的に遊んでいる証拠!
あまり目くじらを立てないことがコツです♪
飽きっぽい子の長所
「飽きっぽい」は、見方を変えれば長所になります。
息子を見ていて感じた、彼の長所を挙げてみます。
- 好奇心旺盛
- 物怖じしない
- 行動力がある
- 学習スピードが速い
①好奇心旺盛
何にでも興味を持ち、他の人が気づかないことに、良く気づきます。
口癖は、「なんで?」
小さな虫などもよく観察しており、ボンヤリしていることがありません。
②物怖じしない
初めてのことでも、果敢に取り組みます。
チャレンジ精神が強いと感じます。
初対面の人にも、人見知りせず積極的に話しかけます。
③行動力がある
気になったら、即実行!
衝動性の強さは、行動力の現れでもあります。
④学習スピードが速い
興味の移り変わりが早いということは、短時間で多くのことを吸収しているからかも。
興味の移り変わりが激しいからこそ、多くの経験値があり、ハイスピードで自分の引き出しを増やしていけるのでは…と思っています。
飽きっぽい=集中力がないわけではない
飽きっぽいからと言って、集中力がないわけではありません。
熱中できるものを、見つけていないだけなのです。
次々とおもちゃや、遊びを変えてしまうのは、「自分に合うものを一生懸命探している最中」だと言えます。
好奇心の赴くままに、興味のあるものをたくさん経験するうちに、自分にピッタリの何かを見つけるかもしれません。
自分にピッタリのものが見つかったら、それこそ寝食を忘れるくらい熱中しちゃうかもね♪
飽きっぽい男の子のおもちゃ選び
常に新しい刺激を探している子なら、おもちゃの選び方・与え方にも工夫が必要です。
おもちゃをたくさん与えられるほど、裕福な家庭じゃないしね!
我が家で行っている工夫について、紹介します。
①おもちゃを定期的に入れ替える
いつも同じ場所におもちゃが置いてあると、景色の一部になってしまい、次第に魅力を感じなくなってしまいます。
新鮮さを失うと、おもちゃへの興味が次第に失せて行ってしまうんですね。
定期的におもちゃを入れ替えてあげることで、おもちゃに鮮度を与えてあげます。

何通りもの使い方ができるおもちゃを選ぶ
ボタンを押したら光る、スイッチひとつで動くおもちゃは、子どもの関心を強く惹きつけます。
しかしその分、飽きたら見向きもされなくなってしまいます。
そういうおもちゃは、使い方が限定されていて、複数の遊びに発展させられないからです。
- ひとつのおもちゃから、色々な遊びができること
- 発達に応じた遊び方、楽しみ方ができること
おもちゃを選ぶ時は、この点を重視して、選んでいます。
息子がクゴリーノやキュボロを飽きないのは、ビー玉転がし以外に、積み木にしたり、見立て遊びしたりと、用途が広いからだよ!

③おもちゃのレンタルサービスを利用する
サブスクリプション(定額制)サービスが流行中の今、おもちゃのレンタルサービスがあることをご存知でしたか?
おもちゃレンタルは、飽きっぽい子の救世主!
たくさんおもちゃを変えていけるから、ものすごい速さで自分の世界を広げて行けます。
好奇心の赴くままに、引き出しを増やしていくことは、将来必ず役に立つはずです。
サブスクなら、裕福じゃなくても、良質なおもちゃで遊んだ経験をたくさん積ませてあげられる!
おもちゃのレンタルサービスはたくさんありますが、イチオシは『キッズ・ラボラトリー』。
キュボロを始めとした高級玩具がレンタルできちゃうんです!
▼初回30日間は全額返金保証▼

飽きっぽい男の子は、マルチポテンシャライトかもしれない
マルチポテンシャライトとは、「いくつもの潜在能力を持った人」という意味の造語です。
幅広いことに興味を持つ人は、二つ以上の分野を結び付け、新たなアイデアやサービスを生み出す力に長けているとのこと!
そんなステキな才能があったらいいね♪
それまでは漠然と、「スペシャリスト」が素晴らしいと思っていました。
ひとつのことを追及していける人が、素晴らしいのだと。
しかし、やりたいことはひとつであるべきという考えは、単なる思い込みなのだということに気がつきました。
好奇心の赴くまま、自由にあれこれ手を出していける、その個性を認めることが大事なのだと思います。
まとめ
「飽きっぽい」と聞くと、マイナスのイメージしかなかったかもしれませんが、実は素晴らしい「才能」のひとつなんです。
短所だと思っていたけど、長所でもあったんだね!
その子が持つ個性を大事にして、あまり親の理想を押し付けないようにしていきたいですね♪
男の子の飽きっぽさについて紹介しましたが、すべての男の子が飽きっぽいわけでは、もちろんありません。
子どもの個性は多様で、それぞれに素晴らしいもの!
それを大切にした上で、どなたかの子育てのヒントになれば、幸いです♪