この4月に進級し、年長クラスになった息子。
保育園で、最高学年になり、この5月で5歳4か月になりました!
環境の変化もあった中で、大いに成長が見られた部分があります。
5歳4か月の成長記録について、記事にします。
5歳での課題と変化について
前回の成長記録から、4か月が経ちました!

4か月後の現在、息子はどのくらい成長しているのでしょうか?
食事・着替え・排泄・社会性(精神面)の、4つの観点から見ていくよ!
食事
5歳でやっと、エジソン箸を使って食べてくれるようになった息子。
今は、エジソン箸も少しステップアップして、親指のリングがないものを使用しています。
このお箸でも、問題なく食べられているよ!
ただ、以前も言った通り、エジソン箸に慣れ過ぎてしまうと、普通のお箸が使えなくなってしまうと聞くので、次のステップのお箸を検討中。
候補としては、以下のお箸
『doddl』によって、スプーンとフォークの持ち方が直り、今はスプーンもフォークも普通に使えています!

『dodl』の次に使用したのは、『ののじ』のカトラリー。
我が家で愛用している、ユニバーサルデザインの食器については、こちらでまとめています♡

着替え
日常、着替えで困ることは、ほぼなくなりました。
小さなボタンも自分ではめられます。
ファスナーは、最初はめるのだけ出来ないので、やってあげることが多いです。
あとは、まだたまに服の前後を間違えるかな…
前開きのズボンへの挑戦は見送り、引き続きお尻を隠した状態で、立ったままおしっこをするやり方を教えている最中です。
でも、恥ずかしいって感覚が育っていないから、やっぱりまだお尻出したまま用を足しちゃうんだよね…
排泄
おしっこのちょっとモレ、まだ続いていますが、頻度は減っています。
3日に1、2回…え。前回と変わってない?
尿意に気づけて自分からトイレに行けるようになってからは、私もあまり「トイレに行ったら?」とは言わなくなりました。
また、ず~っと出続けていた夜中のおしっこにも、5歳3か月で変化が見られました!
それまで、毎晩たっぷり、おむつパンパンに出ていたおしっこが、ある日を境にピタっと止まりました。
本当に、ピタっと出なくなった!
「あれ?今日濡れていないな?」という日が2日続き、それが3日になり…気づけば、毎晩濡れていない!オムツが減らない!
これをきっかけに、夜中パンツで過ごすことを決めました。
失敗した時に助かるのが、おねしょズボン。
これがあるおかげで、シーツやマットがびっしょり…なんてことがないよ!
社会性
相変わらず、課題は以下の4点。
- 気持ちの切り替えが苦手
- 声の大きさが調整出来ない
- 人との適切な距離感が掴みにくい
- 他害
気持ちや行動の切り替えが出来る場面は、さらに増えてきました。
タイムタイマーも使えるようになり、遊びを自分でやめられています。

保育園でも、年長になり切り替えが早くなったとお墨付きを貰っています。
また、怒られると不貞腐れて聴く耳を持たなかったのが、少しずつではありますが、話を聞けることも多くなりました。
反対に、「アレ、元に戻ってしまった?」と感じるのが、声の大きさ。
普通の会話の声が、大きすぎると感じています。
つい、「うるさい!」って言っちゃうことも…
「声のものさし」というツールを使い、
「今、怒鳴り声の『4』まで出ているよ。普通の声『2』まで下げようか」
と言っていますが、その時は声を落とすものの、気持ちが高ぶってくると、やっぱり大きな声に戻ってしまいます。
繰り返し、伝えていくしかないですね。
人との適切な距離感については、以前のように、お友達に急に抱き着く行為は減りました。
しかし、初対面の人(大人も子どもも)に、馴れ馴れしく話しかけたりという行為は見られます。
保育園の加配の先生にも、抱っこをせがんだり…
年長だよ。もう恥ずかしいよ…
この件については、保育園とも話し合いたいです。
家庭では「知らない人に話しかけない」等、パターン化して伝えていきたいです。
他害について、友達に手を出すことは減りました。
療育先でも、
「息子くん、今は手が出そうな場面で一拍おいて、言葉が先に出るようになりましたね」
と言って頂けます。
しかし、なくなったわけではなく、ふとした瞬間に手が出ることもあります。
就学相談を受けました
4月下旬、自治体の就学相談を受けました。
相談している間じゅう、息子は落ち着きなく、壁を叩いたりとひどい有様でした。
正直、5歳の子が、こんなに落ち着きがないなんて…とショックだった
就学相談については、別立てで記事にします。
成長した部分
4か月の間に、かなり成長した部分もあります!
- 自転車に乗れるようになった
- 工作・折り紙・ぬりえが上達した
- 時計が正確によめるようになった
①自転車に乗れるようになった
5歳3か月で、自転車が乗れるようになりました!
これは絶対、2歳から乗っているキッズバイクのおかげ!
キッズバイクでバランス感覚を養っていたおかげで、最初から自転車でバランスをとることも上手でした。
自転車は、運動能力だけでなく、判断力・自立心が必要なもの。
自転車の操縦は、自分の人生の舵取りをしている感覚に近いので、乗れるようになったことが、ひとつの大きな節目にも思えました。
普段、指示待ちで、指図されることに慣れてしまっている息子にとって、自信に繋がればいいなと思っています。
息子愛用のキッズバイク『SPARKY』は、ブレーキ付きなのも自転車の練習になり、5歳になった今でも乗れて、長く使えておススメですよ♡
②工作・折り紙・ぬりえが上手になった
もともと、工作や折り紙は好きでしたが、そこまで上手ではありませんでした。
下手の横好きってヤツ?
特に、折り紙は、折り紙の本の通りに作るより、自分の好きに折ったり切ったりして、オリジナルの作品にしてしまうことが多かったです。
教えようとしても、「いいの!」と、自分の好きにやっちゃうんだよね…
それが、いつの間にか折り紙の本を自分で見て、その通りに折るようになりました。
難しいのは私が手伝いますが、私があまり折り紙が得意ではないので(笑)戸惑っていると「こうだよ!」と教えてくれることもあります。
折り紙本の通りに作るのは結構高度なことなので、ちゃんと読み解いているのを見て、「あ、知能はやっぱり普通なんだな…」と再確認しました。
ぬりえも、以前は赤なら赤一色で塗りつぶすこともあったのに、ちゃんと塗り分けています。
③時計が正確に読めるようになった
4歳半~5歳にかけて、時計の7時・8時、7時半を読めるようになりましたが、5歳1か月、いきなり正確に時計を読めるようになりました!
5分や10分の単位だけでなく、例えば9時58分とかまで、正確に!
段階的にわかるようになったわけでなく、急に全部を理解したのが、びっくりです!
時計が読めるようになったことも、行動の切り替えが早くなった原因だと思います。
行動の切り替えが苦手な息子に、2歳から時計を意識させる取り組みを行っていました。
時計の読み方を教える取り組みについて、記事にしています。

まとめ
発達障害児は、階段的に急成長すると聞きますが、この4か月でいろいろなことができるようになったと思います。
同時に、発達障害児は独学の人であることも痛感しています。
親が必死になった身に着けてもらいたいことを教えても、一向に入っていかないのに、自分の関心事はいつの間にか学んで身に付いている。
これが、発達障害児の育児で、精神的に辛い部分でもあるんだけど。
就学に向けて、より多く働きかけを行いたい一方で、本人の成長を待つことしか出来ない歯がゆさも感じています。
年長になり、病院で勧められた運動療育にも新しく通い始めたので、就学時検診に向けてあと半年、息子の成長を願うばかりです!