コロナウイルスの影響により、保育園や幼稚園が休園になり、子どもを家庭で見なくてはならない機会が増えました。
我が家も、2月は2回休園になってしまって、10日あまりずっと家で過ごしていたよ…
発達障害児とのSTAY HOMEは、何かと大変!
接する方は、ストレスを貯めがちに…
そこで今回は、コロナ禍のSTAY HOMEを、子どもや家族がストレスなく、楽しく過ごせるコツをまとめてみました。
Contents
コツ①普段の生活リズムを崩さないようにする

発達障害児は、日常の生活リズムが崩れることが苦手であったりします。
一旦リズムが崩れてしまうと、その後生活リズムを立て直すのが大変になることも…。
- 通園時と同じくらいの時間に起きる
- 3食きちんと食べる
- 夜更かしをしない
こうした、当たり前のことをきちんとするだけで、気持ちが安定しやすくなります。
同じ日常の繰り返しであることで、逆に見通しがつきやすくなり、安心して生活を送れるのです。
大人も、規則正しい生活を心がけたいね!
コツ②スケジュールを視覚化する
1日の流れを紙やホワイトボードに書き、「見える化」することで、活動の見通しがつきやすくなり、次の行動に移りやすくなります。
「やりたくないこと」の後に「やりたいこと」を入れ込むなど、スケジュールを工夫をすると、より効果的!
見通しが立つことで、気持ちが安定し、スムーズに日常が流れやすくなります。
コツ③切り替えには、時計やタイマーを使う

発達障害児は、場面や気持ちの切り替えが苦手なことが多いです。
外出自粛により、ずっと家で過ごしていると、場面や気持ちの切り替えは、更にしにくくなるでしょう。
切り替えが苦手なお子さんには、時計を使っての事前予告や、タイムタイマーで時間を決めて誘導するのも、おすすめです。
タイムタイマーは、ハマる子はハマるけど、かえってパニックになっちゃう子も…。お子さんの性格を見極めるのが大事かも

そうは言っても、過集中しすぎている時は、予告やタイマーの音も耳に入らないことも多いですよね。
息子も、すぐ隣で声をかけても、まったく聞こえていないかのような態度をされるよ!
そういう時には、様子を見ながら、切り替えやすいタイミングでの声掛けも大事になってきます。
無理に取り上げたり、やめさせたりすると、パニックに陥り、かえって事態が深刻化します。
親子で疲れてしまっては、ストレスになる一方ですので、切り替えの声掛けには注意したいところですね!
コツ④メリハリのある遊びを取り入れる

「身体を動かす時間」「机上遊びの時間」「絵本」と、遊びにメリハリがあると、家でも子どもが飽きずに過ごすことが出来ます。
- 人の少ない公園に行く
- 散歩
- トランポリン
- ラジオ体操
- ダンス
- くすぐりっこ
発達障害児の感覚統合を促す、トランポリン。
コロナ禍で外出が制限されても、雨の日で外遊びが出来なくても、手軽に運動が出来るので、かなりおススメ!
大人も楽しめる、トランポリンについて記事にしています。

- 粘土
- 工作
- お絵描き・ぬりえ
- ドリル
- アイロンビーズ
指先のトレーニングにもなる、粘土やお絵描きは、100均一でも充分なものが揃います。


初めて市販のドリルに取り組むなら、こどもちゃれんじのワークがおススメ。幼児教育最大手のノウハウが、余すことなく詰め込まれています!

簡単に出来るお料理や、お菓子作りもいいですね。
達成感もあり、しかもおいしく、食育にもなります。
おすすめは、白玉団子。
粘土あそびの要領で、楽しく飽きずに出来ますよ!

粘土あそびが好きな子なら、絶対楽しいはず!
親もSTAY HOMEで、いつもより余裕があるのなら、いつもはできないことにチャレンジしてみるのもいいですよね!
コツ⑤アプリや動画に頼る
1日中、子どもに向き合って遊ぶのは、本当にシンドイですよね。
思い切って、アプリや動画に頼るのも、悪くありません。
時間がある分、かえって普段は見られない、長編映画にチャレンジしてみるのもいいですよ!
おススメは、ディズニー映画。
ディズニーアニメの特徴である、オーバーリアクションや、喜怒哀楽がはっきりした豊かな表情は、表情理解が苦手な発達障害児にも理解しやすいと思います。
また、ディズニー映画は、ストーリーもわかりやすくて、最後は必ずハッピーエンド♡
一緒に見ていると、前向きな気持ちに自然となれるんだよね!親もこれで、ストレス解消♪
知識系なら、図鑑に付属されているDVDを見るのもいいですよ!

2000円で図鑑とDVDまで手に入るなんて、コスパも最高♪

コツ⑥ おもちゃのサブスクを利用する
STAY HOMEが長くなると、手持ちのおもちゃで遊ぶのも飽きてきます。
発達障害児は、おもちゃに飽きてくると本来の遊び方から外れた、不適切な遊びをしだすこともあります。

息子は特に、好奇心が人一倍強いので、常に新しい刺激を欲しているタイプ。
息子の好奇心を満たすために、出来るだけ新鮮なおもちゃを与えたい!と考えてしまいます。
かと言って、新しいおもちゃを買い与えるのも気が引けますよね。
ひとつ、ふたつおもちゃを増やしても、長く家にいると、たかが知れてる…
おもちゃをレンタルできる、サブスクを利用すれば、問題は解決!
一度に届くおもちゃも、5個~6個と多いので、子どもは間違いなく食いつきます!
おもちゃを選定しているのは、その道のプロ。
月齢や発達に合ったおもちゃが届けられるので、おもちゃ選びに頭を悩ます必要もありません。


発達障害児とのSTAY HOME。成功の鍵は、頑張らないこと!

ただでさえ疲れる、発達障害児とのSTAY HOME。
成功の鍵は、親が絶対に頑張り過ぎないことです!!
STAY HOMEを充実させようと頑張るあまり、親がヘトヘトになってしまっては、元も子もありません。
実際私は、工作を頑張ろうとして、準備して疲れちゃったよ…
発達障害児に限らず、子どもには気分のムラがありますので、頑張って準備しても、乗り気になってくれなかったりしますよね。
せっかく頑張ったのに…と、悲しくなったり、イライラしてしまうのも嫌なものです。
家庭は、幼稚園や保育園ではありませんので、園と似たようなことをやろうとすると、すぐにバテてしまいます。
大切なのは、親のメンタル。絶対にストレスをためないこと!
自分の心を一番大事にすることが、結果子どもにとっての最善の対応に結び付くよ!(自戒)
自分の心に耳を傾けて、便利な道具もフルに使って、STAY HOMEを乗り切って下さいね!
子育てが辛くなった時には、下記の方法を試してみるのもひとつの手です↓

どうしてもイライラが止まらない…!もしかしたらそれは、女性特有のPMSが原因かもしれません。
